【ハロン湾】龍の親子が吐き出した”宝石”が奇岩になった!?翡翠色の海に宿る伝説&世界七不思議について_#61

 

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ハノイ(Hà Nội)
 ↓  ツアーバス
ハロン(Thành phố Hạ Long)

ハノイ(ハロン湾)のベストシーズンは?

Best!:11月〜2月 
Good:10月〜5月 

気候の詳細をチェック

今回の旅(2014年8月)= オフシーズン

<ざっくりと言えば...>
湿度が高くて蒸し暑い!

スコールが多い時期ですが、日本の梅雨とは異なりしばらく待てば止むので、合間をぬっての観光は可能です。ただし、8〜10月(特に9月)は台風シーズンなので要注意。

<8月のハノイ>
  平均最高気温:31℃
  平均最低気温:26℃
  降水量:約320mm

<8月の東京>
  平均最高気温:31℃
  平均最低気温:23℃
  降水量:約155mm

【世界遺産】ハロン湾

世界遺産情報

正式名称:ハロン湾
登録年/種別:1994・2000年/自然遺産

ハロン湾(Vịnh Hạ Long)の特徴は、翡翠色の海に連なる約3,000の奇岩や島々

漢字で書くと、下龍湾 = ”龍が降り立った湾” という意味になります。

「ベトナム侵略を企てた中国軍を追い払うため、龍の親子がハロン湾に降り立った」という伝説が名前の由来。

その際に龍が口から吐き出した ”宝石” が、連なる奇岩になったと語り継がれています。

実際のメカニズムは、この一帯の台地は石灰岩でできており、沈下や風雨による侵食・風化を繰り返したこと。果てしなく長い年月をかけて、景観は形成されました。

島々には多くの鍾乳洞(石灰岩が侵食されてできた洞窟)があり、ツアーではひとつの島に降りて鍾乳洞を散策します。

ハロン湾クルーズツアー

ハノイに滞在する場合、ハロン湾までは移動距離がかなりあるので、ハノイ発着の現地ツアーに参加することをおすすめします。

ハノイ市内でツアー代理店を探せば現地でも申し込めますが、今回はVELTRA(現地ツアーのオンライン予約サイト)を利用しました。

日本出国前にオンラインで支払まで完了できて現地ではツアーに参加するだけなので、数日程度の旅行ではとても効率的!(現地で直接申し込むツアーに比べると、少々割高です。)

申込締切日はツアーにより異なるので確認が必要ですが、多く場合は催行日の2・3日前まで申し込みが可能です。

Tour Schedule

ハノイ市内(指定場所)でピックアップ
   ↓
 クルーズ船着場
   ↓
  クルージング開始(船内でランチ)
   ↓
  闘鳥岩 ※ハロン湾のランドマーク
   ↓
  ティエンクン鍾乳洞 ※下船して散策
   ↓
  クルージング終了
   ↓
 クルーズ船着場
   ↓
ハノイ市内(指定場所)でドロップオフ

クルーズ船着場

ハロン湾

闘鳥岩

ティエンクン鍾乳洞

  360°ストリートビュー:ハロン湾


ティエンクン鍾乳洞

世界七不思議とは?

ハロン湾も2011年に選出された世界七不思議は、英語にすると ”Seven Wonders of the World”

wonderには「感嘆・驚異・奇観・奇跡」などの意味合いがあります。

日本語にすると途端に不思議を意味する「?」なニュアンスになりますが、実際は ”賞賛に値する見るべきもの” が正しい解釈。

世界七不思議の歴史は古く、古代 → 中世 → 現代とアップデートされており、選出された顔ぶれからは各時代の背景をうかがい知れます。

古代世界の七不思議

紀元前に古代ギリシャの旅行者の間で知られていた「建築物のリスト」で、今風に表現するならばガイドブック的なもの。

”古代ギリシャ人が当時知っていた世界” に範囲が限られ、ギリシャ周辺地域の建築物が選出されていることが特徴です。

①ギザの大ピラミッド(エジプト🇪🇬)
②エフェソスのアルテミス神殿(トルコ🇹🇷)
③ハリカルナッソスのマウソロス霊廟(トルコ🇹🇷)
④オリンピアのゼウス像(現ギリシャ🇬🇷)
⑤ロドス島の巨像(現ギリシャ🇬🇷)
⑥アレクサンドリアの大灯台(現エジプト🇪🇬)
⑦バビロンの空中庭園(現イラク🇮🇶)

<NOTE>
・②、③はほぼ崩壊している
・④〜⑦は現存しない

中世世界の七不思議

古代に比べると、”人々の目がより世界へと向けられて行動範囲も広がった” ことがわかるラインナップ。

ヨーロッパやアジアなど、世界各地の建築物が選出されています。

①ストーンヘンジ(イギリス🇬🇧)
②アヤソフィア(トルコ🇹🇷)
③コロッセオ(イタリア🇮🇹)
④ピサの斜塔(イタリア🇮🇹)
⑤アレクサンドリアのカタコンベ(エジプト🇪🇬)
⑥万里の長城(中国🇨🇳)
⑦大報恩寺瑠璃塔(中国🇨🇳)

新・世界七不思議(2007年選出)

スイスに拠点を置く「新・世界七不思議財団」が主体となり、複数の候補地から一般投票によって選出されたもの。

2011年には建築物のみならず、自然版の七不思議も選出されました。

①ペトラ(ヨルダン🇯🇴)
②タージ・マハル(インド🇮🇳)
③チチェン・イッツァ(メキシコ🇲🇽)
④マチュ・ピチュ(ペルー🇵🇪)
⑤コルコバードのキリスト像(ブラジル)
⑥コロッセオ(イタリア🇮🇹)
⑦万里の長城(中国🇨🇳)

新・世界七不思議 自然版(2011年選出)

①ハロン湾(ベトナム🇻🇳)
②イグアスの滝(アルゼンチン🇦🇷・ブラジル🇧🇷)
③アマゾン川と熱帯雨林(ブラジル🇧🇷他)
④済州島(韓国🇰🇷)
⑤コモド島(インドネシア🇮🇩)
⑥プエルト・プリンセサ地底河川(フィリピン🇵🇭)
⑦テーブルマウンテン(南アフリカ共和国🇿🇦)

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-ベトナム_北部

   2021/09/20  

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