トルコについて
首都:アンカラ(Ankara)
時差:-6時間/サマータイムなし
面積:約78.35万㎢ > 日本(約37万㎢)
人口:約8,340万人 < 日本(約1.2億人)
言語:トルコ語
通貨:トルコ・リラ(TRY)
お国柄を表す!トルコの国旗
「三日月旗」といわれている。
三日月と星は、進歩、国民の一致、独立を意味する。
出典:世界の国境
イスタンブールのベストシーズンは?
Best!:6月〜9月
Good:4月〜11月
今回の旅は(2011年1月)= オフシーズン(冬)
<ざっくりと言えば...>
東京並みに気温が低いので、コートやマフラーは必須。また、曇天・雨天が多く雪になることもあるため、観光におすすめできる時期ではありません。
<1月のイスタンブール>
平均最高気温:9℃
平均最低気温:3℃
降水量:約85mm
<1月の東京>
平均最高気温:10℃
平均最低気温:1℃
降水量:約50mm
トルコ周遊ルート(HIS/9日間)
①イスタンブール(Istanbul)
【世界遺産】イスタンブール歴史地域
↓
ツアーバス
↓
②チャナッカレ(Çanakkale) #68
【世界遺産】トロイの木馬
↓
ツアーバス
↓
③イズミール(İzmir) #68
【世界遺産】エフェソス
↓
ツアーバス
↓
④デニズリ(Denizli) #69
【世界遺産】パムッカレ
↓
ツアーバス
↓
⑤ギョレメ(Göreme) #70
【世界遺産】カッパドキア
↓
ツアーバス
↓
⑥アンカラ(Ankara)
↓
寝台列車
↓
①イスタンブール(Istanbul)
親日国として知られるトルコ屈指の観光都市を周遊。
ちなみにトルコが親日となったきっかけは、1890年に発生したエルトゥールル号事件。
トルコの特使団を乗せた軍艦エルトゥールル号が悪天候により和歌山県沖で沈没した際に、近隣の住民が救護に駆けつけたことで多くの乗組員が救助され、その後回復した生存者達は日本の巡洋艦に乗ってトルコへと送り届けられました。
この時の日本人の行動に深く感銘を受けて恩を感じている人が多く、100年以上の時が過ぎた今でも日本人というだけでとても親切に接してくれます。
【移動】羽田 → イスタンブール
羽田(Haneda)
↓ トルコ航空(12時間)
イスタンブール(Istanbul)
イスタンブール国際空港
空港コード:IST
NOTE
・日本 ⇆ イスタンブールは直行便あり
【世界遺産】イスタンブール歴史地域
正式名称:イスタンブール歴史地域
登録年/種別:1985年/文化遺産
イスタンブール歴史地域は、ヨーロッパ大陸側に位置する4地区の総称。
❶遺跡公園地区(スルタンアフメト地区)
❷スレイマニエ・モスク地区
❸ゼイレク・モスク地区
❹大城壁地区
特に、❶遺跡公園地区(スルタンアフメト地区)はイスタンブールのハイライトが詰まる場所。
有名なモスクやオスマン帝国の宮殿、グランドバザールと呼ばれる巨大市場などが徒歩圏内に散らばっています。
イスタンブールは、別名 ”東洋と西洋が出会う街” と呼ばれています。
ボスポラス海峡を挟んで東はアジア、西はヨーロッパの2大陸にまたがり、東洋と西洋の文化が上手く融合されたトルコ最大の都市。
現在の首都はアンカラですが、オスマン帝国時代には首都として栄えた歴史があります。
オスマン帝国について
期間:13世紀末~20世紀初頭
地域:中東
(東=アゼルバイジャン 🇦🇿 まで)
北アフリカ
(南=イエメン 🇾🇪 、西=モロッコ 🇲🇦 まで)
ヨーロッパ
(北=ウクライナ 🇺🇦 ・ハンガリー 🇭🇺 まで)
首都:ソユット(Söğüt) → ブルサ(Bursa) → エディルネ(Edirne) → イスタンブール
600年以上に渡って広域を支配した ”歴史上強大な帝国” のひとつ。
建国者は、初代スルタン「オスマン1世」(スルタンとは、イスラム世界で使用される君主の称号)
15世紀半ばには、第7代スルタン「メフメト2世」がコンスタンティノープル(東ローマ帝国の首都)の陥落に成功。
東ローマ帝国が滅亡した後、その場所を ”都市の中で” との意味を持つイスタンブールと名付け、オスマン帝国の首都に定めました。
そして、第10代スルタン「スレイマン1世」の時代(16世紀)には、オスマン帝国の最盛期を迎えます。
① ブルー・モスク
いつ?:17世紀前半
誰が?:オスマン帝国第14代スルタン「アフメト1世」
”世界で最も美しいモスク” と称されるイスタンブールのランドマーク!
ブルー・モスクは通称で、正式名称はスルタンアフメト・モスク(Sultan ahmet Camii)
トルコはイスラム教徒が大多数を占めるため、世界中から人々が訪れる観光地でありながら、礼拝所としても解放されています。
イスラム教では、サウジアラビアの都市メッカにある ”聖地" カアバ神殿の方角へ向けて1日5回の礼拝(サラート)が義務付けられています。
①ファジュル(夜明け前)
②ズフル(昼)
③アスル(午後)
④マグリブ(日の入り)
⑤イシャー(夜)
これらの礼拝の合間を縫ってブルー・モスクは観光客に解放されるので、入場できない時間帯(礼拝中)に注意が必要です。
施設情報
時間:↑クリック>Organise Your Visit
料金:無料
② アヤソフィア
いつ?:6世紀中頃
誰が?:東ローマ帝国ユスティニアヌス王朝第2代皇帝「ユスティニアヌス1世」
建設以来、東ローマ帝国下でキリスト教の大聖堂として使用されていたアヤソフィア。
15世紀半ばに東ローマ帝国が滅亡すると、その後はオスマン帝国下でイスラム教モスクとして使用されるように。
その証拠として、アヤソフィアのドームには現在でもキリストの肖像画が残されています。
成功したら願いが叶う!? ”聖母マリアの手形”
モスク内の大理石の柱のひとつには、”聖母マリアの手形” と呼ばれる不自然なくぼみがあります。
ここでは写真のように「親指をくぼみに入れて、残りの4本を柱から離さずに一周する」ことができたら願いが叶うとか。
普段は混み合うようですが、なぜか人があまりいなかったので試しにトライしてみたら普通に成功!(開始する位置さえ間違えなければ成功します。)
成功した暁にひとつ願いが叶うのであれば、柄×柄がうるさかった当時のファッションセンスをどうにかしておきたいと思う今日この頃。
施設情報
時間/ 料金:↑クリック>INFORMATION
③ グランドバザール
いつ?:15世紀半ば
誰が?:第7代スルタン「メフメト2世」
トルコ語でカパルチャルシュ(Kapalıçarşı)と呼ばれ、東京ドーム約1個分に匹敵する巨大な市場!
まるで迷路のように交差した路地に、トルコならではの雑貨やスパイスなどを揃えた約4,000もの店が所狭しと軒を連ねており、見ているだけで楽しめます。
また、屋根付きの市場なので天候に左右されないのも良いところ。
伝統工芸:トルコランプ(モザイクランプ)
カラフルなガラスを組み合わせたエキゾチックなランプ。
電球やキャンドルを灯せば、ガラスに光が通って色鮮やか!眺めるだけで気分が上がります。
ちなみに、モザイクとは石やガラス、貝殻などの小片を埋め込んで絵や模様を表現する装飾法。職人の手作りによる一点ものなので、ひとつとして同じものはありません。
伝統菓子:ロクム
トルコを代表するお菓子ロクム(Lokumu)
おばあちゃん家に行くと高確率で置いてあった「ミックスゼリー(寒天ゼリー)」を彷彿とさせるビジュアルです。
クルミなどのナッツが入っていますが、メインは砂糖!”THE 海外のお菓子” なテイストで、例えるならばクルミゆべしを限りなく甘くした感じ。
360°ストリートビュー:イスタンブール
ブルー・モスク
アヤソフィア
グランドバザール
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