【パムッカレ】世界遺産の温泉水が枯れ始めてピンチ!?石灰岩が作り出す真っ白な棚田_#69

 

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パムッカレ(Pamukkale)

パムッカレのベストシーズンは?

Best!:5月〜9月 
Good:4月〜10月 

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今回の旅(2011年1月)= オフシーズン(冬)

<ざっくりと言えば...>
東京並みに気温が低いので、コートやマフラーは必須。観光名所はどこも屋外にあり、足湯や屋外プールもありますが寒さで楽しみが半減してしまうので、観光におすすめできる時期ではありません。

<1月のパムッカレ>
  平均最高気温:10℃
  平均最低気温:1℃
  降水量:約90mm

<1月の東京>
  平均最高気温:10℃
  平均最低気温:1℃
  降水量:約50mm

【世界遺産】パムッカレ

世界遺産情報

正式名称:ヒエラポリス-パムッカレ
登録年/種別:1988年/複合遺産

パムッカレ(Pamukkale)とは ”綿の宮殿” を意味し、この地が綿の産地であったことに由来します。

パムッカレの特徴は、石灰岩でできた真っ白な棚田。

石灰岩には「炭酸カルシウム」が多く含まれ、雨水が石灰岩の大地に浸透すると炭酸カルシウムを含んだ地下水となって地熱で温められます。

それが地表に温泉として湧き出しており、水量は少なめですが棚田では足湯を楽しめます。


しかしこれは10年以上前の話。

近辺に次々とホテルが建設されて温泉水を引くようになり、棚田を潤す水が一部枯れてしまったことから、現在のパムッカレは ”がっかりスポット” と呼ばれています。

完全に干上がったわけではないので、水が張る場所はもちろんありますが、オフシーズンには棚田に引く水の量を調節することから、水がほとんどない!なんてこともあるそう。

何よりも、自然遺産が人間の手によって破壊されつつあることが悲しい限り。

ヒエラポリス遺跡

ヒエラポリス(Hierapolis)は、パムッカレの最も高い場所にあるローマ時代の遺跡。

2世紀頃にはこの辺りに都市が存在し、映画「テルマエ・ロマエ」でもお馴染みのテルマエ(thermae)と呼ばれる公衆浴場があったため、保養地として栄えました。

敷地内にある ”ローマ時代の遺跡が沈む” アンティークプールは、ローマ時代に実際に存在したものではありませんが、テルマエの雰囲気を味わえるスポット。

冬場は寒いので誰ひとりとして見かけないですが、水着を着用して入れる温水プールなので、季節によっては入浴を楽しむ人々で賑わいます。

施設情報

Webサイト/パムッカレ(英語)

時間/ 料金:↑クリック>INFORMATION

  360°ストリートビュー:パムッカレ


ヒエラポリス遺跡

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-トルコ

   2021/09/25  

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