まず初めに!今回の旅(日本 → トルコ)について
【イスタンブール】東洋と西洋が出会う街!アジアとヨーロッパを繋ぐエキゾチックなトルコ最大の都市_#67
前回のストーリーを読む!
【パムッカレ】世界遺産の温泉水が枯れ始めてピンチ!?石灰岩が作り出す真っ白な棚田_#69
【移動】パムッカレ → ギョレメ
パムッカレ(Pamukkale)
↓ ツアーバス
ギョレメ(Göreme)
カッパドキアのベストシーズンは?
ベストシーズン:6月〜9月
オンシーズン :4月〜10月
今回の旅(2011年1月)= オフシーズン(冬)
<ざっくりと言えば...>
内陸部にあるため、とにかく寒くて雪も積もります。観光名所はどこも屋外にあるので、観光におすすめできる時期ではありませんが、カッパドキアの ”雪化粧” を味わえるのはこの時期だけ。
<1月のカッパドキア>
平均最高気温:4℃
平均最低気温:-4℃
降水量:約40mm
<1月の東京>
平均最高気温:10℃
平均最低気温:1℃
降水量:約50mm
【世界遺産】カッパドキア
ざっくり知識
正式名称:ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群
登録年 :1985年
遺産種別:複合遺産
カッパドキア(Kapadokya)とは ”美しい馬の土地” を意味し、実はこの辺りは馬の生産が盛んな地域。
太古昔に火山の大噴火で火山灰や溶岩が大地に堆積し、長い年月の侵食によって形成された奇岩群がカッパドキアの見どころ。
所々に見られる洞窟は、その昔に多くの人々が住居や教会として使用しており、地下8階にも及ぶ巨大地下都市が存在した時代もあったそう。
洞窟の構造は、夏は涼しく冬は暖かいので、夏は暑く冬は寒いカッパドキアでは住むのに最適!
現在も一部が住居やホテルとして使用されており、洞窟ステイを体験することも可能です。
カッパドキアの名物といえば、早朝の熱気球!
空には色とりどりのバルーンが上がり、その光景は幻想的!熱気球に乗れば、朝焼けを背景に奇岩群の全貌を見渡せます。
①ギョレメ野外博物館
施設情報
時間/ 料金:↑クリック>INFORMATION
②ラクダ岩
③妖精の煙突
360°ストリートビュー:カッパドキア
ラクダ岩
妖精の煙突
野外博物館
写真で見る カッパドキアの風景
トルコの伝統
ナザール・ボンジュウ
邪気よけのお守り。
トルコでは「邪視(邪気のある視線)によって災いがもたらされる」と信じられており、その視線を跳ね返すためのお守りなので、目玉のようなデザインをしています。
ガラスでできており、お守りが割れる時=邪気から守られた時だとか。
ちなみに私、旅行中にひとつ貰ったのでバッグに付けていたのですが、バッグを落とした拍子に早速割りました。
邪気から守られたのか、それともただの不注意と呼ぶべきなのか。
チャイグラス
チャイ(çay)=紅茶
チャイと聞くとスタバのチャイティーを思い出しますが、あのチャイはインド由来のもの。トルコのチャイは、ミルクなどを含まないストレートティーです。
チャイグラスに入れて飲むのがトルコ流。
見ているだけで楽しいカラフルなグラスですが、持ち手のない薄いガラスに熱々の紅茶を注ぐので、持つだけで熱いのが悩み。
トルコ絨毯
絨毯といえば、イラン産のペルシャ絨毯が有名ですが、トルコ絨毯もまた品質が高くて丈夫と評判!
トルコ各地で生産されていますが、最も有名なのはヘレケ(Hereke)と呼ばれる小さな町で作られるヘレケ絨毯。
元々は宮殿に納めるために作製されたもので、”世界最高級” と称される品質です。
キュタフヤ陶器
名前の通り、キュタフヤ(Kütahya)と呼ばれる街で生産される陶器。
色鮮やかな絵付けが美しく、代表的なデザインはトルコの国花チューリップ。
チューリップと聞くとオランダが浮かびますが、原産国はトルコ。オランダのチューリップも、元を辿ればトルコからもたらされたものなのです。
この不思議な人形は、”スカートの裾をたなびかせてくるくると旋回する儀式” セマー(Semah)を模したもので、トルコの無形文化遺産。
13世紀に発祥したメヴレヴィー教団(イスラム教の教団)で行われる儀式で、アナトリア地方の都市コンヤ(Konya)が教団の中心地とされています。
動画で見る 旋回儀式セマー
【移動】ギョレメ → イスタンブール
ギョレメ(Göreme)
↓ ツアーバス
アンカラ(Ankara)
アンカラ駅(Ankara Garı)
↓ アンカラ・エクスプレス(約9.5時間)
イスタンブール(Istanbul)
ハイダルパシャ駅(Haydarpaşa Garı)
NOTE
・アンカラ ⇄ イスタンブールは2014年に高速鉄道が開通(約4.5時間で移動可能)
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