まず初めに!今回の旅について
【寄港地紹介編】99万円で世界一周!?クルーズ船「PEACE BOAT」で大海原を渡る旅!_#33
ロンドン郊外観光
ロンドン滞在5日間の内、移動時間を考えると終日観光できるのは3日間。
1日はロンドン観光に費やしましたが、あと2日はどこへ行くか悩みどころ。
ピーターラビットの世界でお馴染みの湖水地方(Lake District)
The Beatlesファンなら一度は訪れたいリヴァプール(Liverpool)
北アイルランドの世界遺産で ”巨人の道” と呼ばれるジャイアンツ・コーズウェイ(Giant's Causeway)など
イギリスの名所は数多くありますが、現実的に考えて日帰り観光が可能なロンドン郊外の観光スポット「コッツウォルズ」と「ストーンヘンジ」を訪れることにしました。
滞在3日目:コッツウォルズ
古き良きイングランドの町並みが残り「特別自然美観地域」に指定されるコッツウォルズ(Cotswolds)
ロンドンからは車で約2時間。交通の便が良くない場所にあるので、VELTRA(現地ツアーのオンライン予約サイト)を利用して「コッツウォルズ4つの村 1日観光ツアー(日本語)」に参加しました。
現地で直接申し込むツアーに比べると少々割高ですが、日本出国前にオンラインで予約・支払をしておけば、後は現地で参加するだけ。
特に、数日程度の旅行で時間が十分にない場合にはとても効率的です。
申込締切日はツアーにより異なるので確認が必要ですが、だいたい催行日の2・3日前まで申し込みが可能です。(ちなみに、今回はロンドン到着初日に申し込みました。)
ビクトリア駅(Victoria) 集合
↓
コッツウォルズ 到着
↓
<村巡り>
バイブリー(Bibury)
↓
バートン=オン=ザ=ウォーター(Bourton-on-the-Water) 散策&ランチタイム
↓
ストウ=オン=ザ=ウォルド(Stow-on-the-Wold)
↓
チッピング・カムデン(Chipping Campden)
↓
ビクトリア駅(Victoria) 解散
コッツウォルズの特徴は、この ”蜂蜜色” の外壁。
この一帯に建てられた家は蜂蜜色で統一され、外壁や庭先も綺麗に手入れされているので、彩る花がより一層雰囲気をメルヘンチックにさせて、まるでおとぎ話に出てくるような世界観です。
まるで「ピーターラビット」に出てきそうな景観ですが、うさぎはいません。たまに猫は見かけます。
ツアーではコッツウォルズに属する4つの村を訪れますが、中でも注目すべきは ”イギリスで最も美しい村” と称されるバイブリー(Bibury)。
蜂蜜色の家を背景に白鳥が小川を優雅に泳ぐ姿を見ていると、気分はまるで違う時代にタイムスリップしたかのよう。
各地では自由に散策する時間が30分〜1時間程あり、村はどれもこじんまりとしているのでゆっくりと散策を楽しめます。
360°ストリートビュー:コッツウォルズ
バイブリー(Bibury)
バートン=オン=ザ=ウォーター(Bourton-on-the-Water)
滞在4日目:ウィンザー & ストーンヘンジ
コッツウォルズと同じく、今回もVELTRA(現地ツアーのオンライン予約サイト)を利用して「ストーンヘンジ・ウィンザー城・オックスフォード 日帰り観光ツアー(英語)」に参加しました。
ビクトリアコーチステーション(Victoria Coach Station) 集合
↓
ウィンザー城(Windsor Castle)
↓
ウィンザー 散策&ランチタイム
↓
ストーンヘンジ(Stonehenge)
↓
オックスフォード(Oxford) 散策
↓
ビクトリアコーチステーション(Victoria Coach Station) 解散
コーチステーション = バスターミナル
敷地内には、各地へ向かうツアーバスが複数台並んでいるので、その中から参加するツアーを探してバスに乗車します。
ウィンザー
かつてハリー王子とメーガン妃が居住していたウィンザー城(Windsor Castle)
ツアーでは城内に入場する時間もありましたが、正直なところあまり心が惹かれなかったこの場所。
入場チケットは当日現地購入(ツアー代には含まれず)だったので、ガイドさんに「代わりにウィンザーの町をぶらついていたい」と交渉してみたところ、あっさり承諾。「指定時間にバスに戻っていればいいよー」とのことでした。
他の国で参加したツアーでも同じようにお願いしたことがあるのですが、海外のツアーは割とフレキシブルで、煩わしくない要望であればすんなりと受け入れてくれます。
というわけで、ウィンザーの町をぶらりとしつつランチをしましたが、こじんまりとした町なのでウィンザー城の他に特別な見所はないのが正直なところ。
ロンドンからは約40kmで、町には2つの鉄道駅があります。
・ウィンザー&イートン セントラル駅(Windsor and Eton Central)
・ウィンザー&イートン リバーサイド駅(Windsor & Eton Riverside)
列車での日帰り観光が十分可能なので、ロンドン滞在中に時間が空いてしまった暁にはふらりと立ち寄ってみても良いかもしれません。
施設情報
時間:↑クリック>OPENING TIMES
料金:↑クリック>PRICES
360°ストリートビュー:ウィンザー
【世界遺産】ストーンヘンジ
正式名称:ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群
登録年/種別:1986年/文化遺産
ウィンザーを出発して、西に向かうこと1時間強。
ただ広いの草原の真ん中に突如現れるストーンヘンジ(Stonehenge)は、パワースポットとしても有名な古代遺跡。
紀元前2000年以上前。
気が遠くなるほど昔に建てられたとされるこの遺跡は、一見して「石を積み上げただけ」に見えますが、環状に並べられた石(ストーンサークル)には意味があるといわれています。
しかしながら、どんな意味があるのかは未だ解明されず、謎に包まれたまま。
遺跡の周囲にはロープが張られ、近寄ることはできません。ぐるりと一周はできますが、場所によってはかなり遠くから眺めることになります。
天気が良く、緑色の草原を吹き抜ける風が爽やかな5月の終わり。
遺跡の謎もさることながら気になったのは、石の上にカラスがたくさん留まっていたこと。
日本では少々不吉なイメージなので、パワースポットにいたことがどこか奇妙に感じてしまったのですが、海外でのカラスのイメージは異なるのでしょうか?
施設情報
時間/ 料金:↑クリック>PRICES AND OPENING TIMES
360°ストリートビュー:ストーンヘンジ
滞在5日目:ロンドン市内
滞在最終日はコペンハーゲンに向かうので夕方には空港へ移動しなければなりませんが、ロンドンに来た暁には訪れたい場所がもうひとつ!
その場所とは、アビー・ロード(Abbey Road)
イギリス・リヴァプールが生んだ世界的ロックバンド!The Beatlesのジャケ写で有名な場所です。
ポール・マッカートニー(左から2人目)だけ裸足なのが謎めいたこの写真。1969年に撮影されたものですが、あれから50年近い時を超えた2017年の風景がこちら。
ジャケ写と同じポーズで写真撮影を試みる観光客がそこそこいて、交通量もそこそこ多い道路なので、日頃からこの道を使用しているであろうドライバーは明らかにうんざりモード。撮影時は気をつけましょう。
有名人が歩くだけで、ただの横断歩道さえも観光スポットになるのだから、世の中とは不思議なもの。
横断歩道の脇には、The Beatlesが実際に使用していた「アビー・ロード・スタジオ」があり、ギフトショップも併設されているので、併せて訪れたいスポットです。
【移動】ロンドン → コペンハーゲン
ロンドン(London)
セント・パンクラス駅(St Pancras)
↓ 地下鉄(約1時間)
ヒースロー空港
空港コード:LHR
↓ (約2時間)
コペンハーゲン(Copenhagen)
カストルプ空港
空港コード:CPH
↓ 国鉄(約15分)
中央駅(Københavns Hovedbanegård)
↓ 徒歩すぐ
Urban House Copenhagen by MEININGER(宿泊先)
ロンドン市内から空港へは地下鉄で約1時間の距離ですが、乗車してまもなく緊急停車!トラブルによりしばらく動かないとのことで、降ろされてしまいました。
泣く泣くタクシーを拾い空港へ。平日の夕方時で道は超渋滞、運賃もかなり高くつきましたが、何とかフライトには間に合ったことがせめてもの救い。
無事、コペンハーゲンに到着。場所によっては白夜になる夏場の北欧だけあって、21時を過ぎてもまだまだこの明るさ!
予約しておいた中央駅前の宿に1泊して、明日はPEACE BOATに合流しつつコペンハーゲンを観光します。
次のストーリーへ進む!
寄港地ラッシュ真っ只中!爽やかな初夏の北欧を楽しむぶらり街歩き【ヨーロッパ編②】_#38
旅に出るならこちらもチェック!快適な旅を実現しませんか?