コレクティーボ+観光列車「PERU RAIL」で行く!遺跡麓のマチュピチュ村(クスコ→ アグアス・カリエンテス)_#05

 

ペルー屈指の世界遺産!マチュピチュ

「マチュピチュ」と聞いて思い浮かぶのは、どんな風景ですか?

正面にそびえる緑の山。
石造りの段々畑。
青い空に流れる白い雲。
空高く飛ぶコンドル。

こんな風景が、頭の中に浮かんだのではないでしょうか?

”いつか行ってみたい場所” として、認知度も人気度も極めて高いペルー屈指の世界遺産に遂に足を踏み入れます!

マチュピチュのベストシーズンは?

ベストシーズン:5月〜9月
オンシーズン :4月〜10月

今回の旅(2018年4月)= オンシーズン!

気候の詳細をチェック

<4月のマチュピチュ>
  平均最高気温:21℃
  平均最低気温:6℃
  降水量:約40mm

<4月の東京>
  平均最高気温:19℃
  平均最低気温:9℃
  降水量:約130mm

マチュピチュ観光の ”拠点” へ

遺跡そのものはマチュピチュ山の上にあり、その麓にあるのがアグアス・カリエンテス(マチュピチュ村)と呼ばれる小さな村。

宿やレストランが軒を連ねるこの場所が ”マチュピチュ観光の拠点” となるため、まずはマチュピチュ村へ向かいます。

ちなみに周辺に空港はないので、マチュピチュへの旅はクスコから始まります。

主な移動方法:

列車で直行
 クスコ〜オリャンタイタンボ経由〜マチュピチュ
 ※雨季のクスコ〜オリャンタイタンボは通行が難しいため、鉄道会社が手配するバスで移動

コレクティーボ + 列車
 クスコ〜オリャンタイタンボ → コレクティーボ
 オリャンタイタンボ〜マチュピチュ → 列車


<NOTE>
・コレクティーボとは?
 →同じ方面へ向かう乗客が一定数集まると出発する乗合バス

マチュピチュ村行きの列車について

鉄道会社:
 ・ペルーレイル(PERU RAIL)
 ・インカレイル(INCA RAIL)

チケット購入方法:
 ・Webサイトでオンライン購入
 ・鉄道会社の店舗(クスコ市内)で購入
  ・ペルーレイル(Plaza de Armas)
  ・ペルーレイル(Av. El Sol)
  ・インカレイル(Plaza de Armas)


【Webサイト】ペルーレイル(英語)

時刻表/ 運賃:↑クリック>BOOK NOW


座席ランク:
 ・ハイラム・ビンガム(Hiram Bingham)
  →豪華列車
 ・ビスタドーム(Vistadome)
  →手頃価格で団体ツアー客が多い
 ・エクスペディション(Expedition)
  →通称バックパッカー号 = 安い

今回の旅では、以下の条件でチケットを購入。

②コレクティーボ + 列車
 ・ペルーレイル
 ・Webサイトでオンライン購入
 ・エクスペディション

「①列車で直行」の方が断然楽で速いのですが運行数には限りがあり、今回は時間に余裕もあるので、オリャンタイタンボまではコレクティーボで移動することにしました。

マチュピチュまで ”インカ道を歩く” ツアー

MEMO

インカ道(Inca Trail)とは?
→インカ帝国時代に築かれた道路網。当時はペルー・ボリビアを中心に、北はコロンビア・エクアドル、南はチリ・アルゼンチンに至るまで道が整備され、インカの人々はこの道を利用して物資の運搬などを行っていた。

2014年には「カパック・ニャン アンデスの道」として世界遺産にも登録され、まさに ”歴史的価値ある道”

既に消失してしまった部分も多いですが、「KM82地点」〜マチュピチュ遺跡を結ぶ約45kmのインカ道は現在も保存されており、実際に歩くことが可能。

そのため、途中のキャンプ場でテント泊をしながら、3泊4日かけてマチュピチュ遺跡を訪れるトレッキングツアーが開催されています。

「インカの人々が歩いたであろうインカ道で古に思いを馳せる」ロマン溢れる3つ目の移動方法

文明の恩恵を受けて列車を利用する人が大半ですが、体力に自信があるならばここでしか味わえないユニークな体験を選んでみても良いかもしれません。

※ツアー催行会社(1例):INCA TRAIL. center

【移動】クスコ → オリャンタイタンボ

クスコ(Cusco)
 Kokopelli Hostel Cusco(宿泊先)

  ↓  徒歩
 
 コレクティーボ乗り場(クスコ)

  ↓  コレクティーボ(1.5時間)

オリャンタイタンボ(Ollantaytambo)
 オリャンタイタンボ広場


<NOTE>
・コレクティーボとは?
 →同じ方面へ向かう乗客が一定数集まると出発する乗合バス

出発当日、クスコの宿をチェックアウト。

マチュピチュ村には2泊、その後はクスコに戻ってまた同じ宿に滞在予定なので、必要最低限の荷物のみをバックパックに詰めて、残りは宿に預けます。

ペルーレイル、インカレイルともに荷物の持込制限があり、スーツケースなどの大きな荷物は列車に持ち込めないので要注意!

※サイズなどの詳細はWebサイト(ペルーレイル)のFAQで確認可能。
 https://www.perurail.com/faq/?b=#what-is-meant-by-carry-on-luggage

ちなみに、クスコの宿はこの事情を理解しているので、大半の宿は無料で荷物預かりサービスを行っています。


チェックアウト後は徒歩でコレクティーボ乗り場へ移動して、ひたすら出発待ち。人数が集まり次第の出発なので待ち時間はまちまちですが、私が乗車した時は1時間弱。

コレクティーボは ”地元民の足” なので、運賃がべらぼうに安いことが魅力!

時間に余裕があれば、地元民に混ざってコレクティーボに乗ってみても良いかもしれません。

【移動】オリャンタイタンボ → アグアス・カリエンテス

オリャンタイタンボ(Ollantaytambo)
 オリャンタイタンボ広場

  ↓  徒歩

 オリャンタイタンボ駅

  ↓  列車(1.5時間)
    ・会社:PERU RAIL
    ・運賃:US$ 70(S/ 250)

アグアス・カリエンテス(Aguas Calientes)
 マチュピチュ駅

  ↓  徒歩

 Mama Simona Machupicchu(宿泊先)

オリャンタイタンボは山に囲まれた小さな町で、インカ帝国時代に要塞とされていたオリャンタイタンボ遺跡(Ollantaytambo)があります。

コレクティーボの降車場所は町のメイン広場で、ペルーレイルの列車が出発するオリャンタイタンボ駅はそこから徒歩約15分。

広場から駅にかけては観光客が多く通り過ぎますが、碁盤目状に広がる路地裏に入り込むと、そこは静かな住宅地。過去にタイムスリップしたようなノスタルジックな雰囲気に癒されます。

✔︎ オンライン予約(列車)のチケット問題

オリャンタイタンボ駅に到着したら、車両毎に案内される列に並んで列車に乗り込みます。

車両の乗車口で待つ乗務員に、オンライン予約したスマホ画面(予約完了メール)を見せると一言。

「印刷したチケットが必要です。」

発車時刻10分前に告げられる衝撃の事実。

幸い、敷地内にある駅の事務所で印刷してもらえるとのことだったので、全力疾走!

なんとか発車時刻直前に滑り込めたので一安心ですが、ペーパーレス = オンライン予約の醍醐味という基本的概念を覆されました。

MEMO

「PeruRail eTicket」と呼ばれるAppが2021年にリリースされ、現在はQRコードが利用可能。
 https://www.perurail.com/blog/get-to-know-the-perurail-eticket-app/

ただ、スマホの充電が切れたら終わりなので印刷しておくと確実です。


21時頃、マチュピチュ駅に到着。

完全に観光地化されたマチュピチュ村には多くの人通りがあり、すべてがコンパクトにまとまっていて駅から徒歩数分圏内なので、この時間に到着しても安心です。

明日はいよいよ念願のマチュピチュ遺跡へ!







-1_ペルー

   2019/05/10  

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