まず初めに!今回の旅について
【ルート紹介】1ヶ月半で南米4ヶ国を巡る!”死ぬまでに見たい絶景”を追う女子ひとり旅_#0
【移動】ナスカ → クスコ
ナスカ(Nasca)
Cruz Del Sur(ナスカ)(夜発)
↓ 長距離バス(14時間) Map参照↓
・会社:Cruz Del Sur
・運賃:S/ 150
クスコ(Cusco)
Cruz Del Sur(クスコ)(午前着)
↓ タクシー
Kokopelli Hostel Cusco(宿泊先)
NOTE
・長距離バスは「Cruz Del Sur」にて予約
・宿泊先は「Booking.com」にて予約
クスコのベストシーズンは?
Best!:5月〜9月
Good:4月〜11月
今回の旅(2018年4月)= オンシーズン!
<4月のクスコ>
平均最高気温:18℃
平均最低気温:6℃
降水量:約45mm
<4月の東京>
平均最高気温:19℃
平均最低気温:9℃
降水量:約130mm
✔︎ 夜行バスの注意点 ①高山病
夜行バスなんて正直寝ていれば良いだけですが、ナスカ〜クスコの移動には最大の注意点があります。
それは、標高が一気に上がること。
クスコの街がある3,400m付近まで上がることで心配されるのは高山病。特に就寝中は呼吸が浅くなるので、より高山病になりやすくなります。
そんな高山病予防として一番効果があるのは、薬の服用。
日本ではダイアモックスと呼ばれる薬ですが、薬局などでは購入できず、医療機関で処方してもらうにはとても費用がかかります。
一方ペルーでは「Acetak(アセタク)」の名称で販売されており、薬局で普通に購入できる上に比較的安価。
私はナスカの薬局で薬を購入(10錠で約1,500円)して、クスコへ出発する前日から飲み始めました。
半錠でも効果があるとのことなので、半分に割って2週間以上(クスコ → マチュピチュ → プーノ → ラパス → ウユニ → サンペドロ・デ・アタカマに到着まで)毎日飲み続けた結果、高山病らしき症状は出ることなく快適に過ごせました。
✔︎ 夜行バスの注意点 ②荷物の管理
南米のバスに乗る時全般にいえますが、特に夜行バスでは荷物の管理に注意が必要です。
スーツケースなどの大きな荷物はトランクに積むのでさほど問題はないですが、車内に持ち込む荷物は要注意!
夜行バスも複数の停留所に止まり、その度に人が乗り降りするので、網棚に乗せたまま眠りに就いてしまうと、その隙に荷物を盗られてしまうことがあるからです。
私はパスポート、財布、スマホは小さなバッグに入れて肌身離さず。
PCなどを入れたバックパックは空いていれば隣の席に、日中であれば網棚に、夜間であれば足元に置いていました。
足元に置くと座席の下から盗られるなんてこともあるらしいので、これはこれで注意が必要なのですが。
要するに、本当に盗られて困るものは肌身離さず!が基本です。
【世界遺産】クスコ市街
正式名称:クスコ市街
登録年/種別:1983年/文化遺産
青い空と澄んだ空気。標高が高くて空気は冷えているのに、太陽が近くて日差しが暑い!矛盾するような不思議な感覚ですが、とても気持ちの良いクスコの気候。
ペルーの首都はリマですが、インカ帝国が栄えた15世紀には首都はクスコにあり、当時に建設されたマチュピチュ遺跡への ”起点となる街” でもあります。
クスコ市街はアルマス広場(Plaza De Armas)を中心に広がります。
この広場は建物の雰囲気が統一されており、スターバックスやマクドナルドなどのチェーン店も外観を損ねないシックな造りでお洒落!と有名。
”カミソリ1枚通さない” 12角の石
アルマス広場前のクスコ大聖堂の南側に伸びる石畳の小道。
その道をアトゥンルミヨク通り(C. Hatunrumiyoc)まで進むと現れるのは、12角の石(Twelve Angled Stone)と呼ばれる名所。
この周辺の道は石垣造りなので石がたくさん積み上げられているのですが、その中のひとつに ”角が12個もある” 珍しい石があり、一目見るために観光客が集まります。
インカ帝国時代の文明は「インカ文明」と呼ばれ、高度な石造建築技術があったことで知られています。
”カミソリ1枚通さない” のキャッチフレーズでも知られており、複雑かつ緻密に積み上げられた石は、近くで見ても本当に隙間がありません。
この技術はマチュピチュ遺跡でも目にすることになりますが、インカ帝国の人々の仕事っぷりは几帳面な日本人から見ても目を見張るほど!
夜になると雰囲気がガラリと変わるアルマス広場は、オレンジ色のレトロなライトが街を照らして幻想的。
遅くまで観光客が絶えず訪れ、広場近辺には警備員も複数配置されているので、周辺の治安は悪くありません。
✔︎ 長期旅行中の洗濯について
洗濯、それは長旅での悩みの種。
まず移動の多い旅では、洗いやすく乾きやすい衣類を選んで最低限にまとめるのが基本!
その上で、洗剤と洗濯バケツ(折りたたみ式)を持参して、数日に一度、シャワーのついでに洗濯するのが一般的です。
しかし、クスコ市街を散策中に目に入ってしまった「Lavanderia(ランドリー)」の看板。
興味本位で入店して話を聞いてみると、1kg = 約100円、午前中に出せば夕方には仕上がるとのこと。そして、宿からは歩いて3分の好立地!
この上なく好条件だったので実際にお願いしてみると、特に問題なく洗濯・乾燥されて時間通りに仕上がりました。
高地では水は貴重。
この後にウユニで滞在する宿のバスルームには「洗濯禁止」の貼り紙があったりと、自分で洗濯ができない場所も少なからず存在するので、長旅では必要に応じてランドリーショップの利用が必要不可欠です。
✔︎ 高山病にならないための過ごし方
見た目には分かりにくいものの、高地に入ると少し歩くだけで息切れがして標高の高さを実感します。
高山病予防に効果的なのは、
・高地入りした初日は活動し過ぎない
・「コカ茶」を飲む
宿の共有スペースにもフリードリンクとして置いてあるほど、南米ではポピュラーな飲み物であるコカ茶は、コカの葉にお湯を注いで飲みます。
その名の通り、コカの葉はコカインを抽出できる葉っぱであり、日本では麻薬として扱われるため飲むことはできません。
味はミントティーのよう。ちなみにコカインのような依存性などはないため、コカ茶として飲む分には問題ありません。
360°ストリートビュー:クスコ市街
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