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まず初めに!今回の旅について
【ルート紹介】1ヶ月半で南米4ヶ国を巡る!”死ぬまでに見たい絶景”を追う女子ひとり旅_#0
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前回のストーリーを読む!
【チリ抜けツアー_初日】見渡す限り真っ白!乾季のウユニ塩湖で観光スポット巡り_#13
穂高ツアー:2泊3日チリ抜けツアー
”過酷” と噂のチリ抜けツアー。
今のところ思い当たる節といえば、昨日の塩のホテルに暖房がなかったことくらいですが、それでも思いのほか眠れたので過酷というほどでもないのが正直なところです。
ツアー2日目は、4,000〜5,000m級の山を越えつつ観光スポット巡り。
ボリビア側の山間には、数千ものチリフラミンゴが生息する湖が点在しているそうで、今日はそんな山奥の大自然を進みます。
2日目(ボリビア山間の観光スポット巡り)
サン・ファン 出発(AM7:00)/標高3,700m
↓
①カニャーパ湖/標高4,200m
↓
②エディオンダ湖/標高4,200m
↓
③奇岩群/標高4,700m
↓
④コロラダ湖/標高4,300m
↓
コロラダ湖畔 到着 <山小屋泊>/標高4,300m
①カニャーパ湖
塩のホテルを出発して、まず初めにカニャーパ湖(Laguna Cañapa)へ。
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ウユニでも散々見ましたが、ここにもまた正面の山脈を綺麗に映し出す大きな鏡。
遠くの方にちらほらとフラミンゴが見えますが、とりあえず数十羽。思っていたよりもかなり数は少ないですが、素晴らしく爽やかで見晴らしの良い風景!
②エディオンダ湖
少し車を走らせて、隣のエディオンダ湖(Laguna Hedionda)へ。
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ここでは、すぐ目の前をフラミンゴが行ったり来たり。
散歩がてら写真を撮りつつ、湖畔の小さなホテル(Los Flamencos Eco Hotel)でのどかな風景を眺めながらの質素なランチタイム。
③名画家ダリもインスパイアされた!?奇岩群
不思議な形をした岩が連なる奇岩群は、エディオンダ湖からコロラダ湖へ向かう何もない道の途中に突如現れます。
この一帯は標高4,700m!チリ抜けツアーにおける最高地点となります。
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奇岩群の中でも一番有名なのはこの岩。
Rock Treeと呼ばれているようですが、私にはなぜか手に見えます。「VAMOS!(Let's go!)」みたいな。
奇岩群の形成は「風化」によるもの。強く冷たい風が吹き荒れるこの一帯で岩は日々削られるので、この岩が崩れ去るのも時間の問題です。
ちなみに、髭が特徴的なスペインの名画家サルバドール・ダリの作品の中には、この奇岩群をモチーフに描いたものがあるそう。
余談ですが、実は私たちの誰もが知っている彼の作品はおそらく「チュッパチャプス」のパッケージ!これ、彼のデザインらしいです。
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④コロラダ湖
本日最後の観光スポットは、不思議なほどに赤い色をしたコロラダ湖(Laguna Colorada)
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Colorada = 赤
赤い色の正体は、藻?そんなことを言っていたような。
ちなみにこのチリ抜けツアーにガイドは同行しないため、各所についてはドライバーがざっくりと説明してくれます。
ドライバーがスペイン語で説明
↓
スペイン語を話すスイス人が英語で通訳
↓
英語が苦手な中国人に(もう1人の中国人が)中国語で通訳
通訳に通訳を重ねた結果、正確に伝わっているのかは謎なところ。
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湖畔には展望台があり、晴天下に広がる鮮やかな赤色を高台から眺めることができるのですが、兎にも角にも冷たい風が吹き荒れるので屋外にいるのも一苦労。
一通り巡った湖の中で一番多くのフラミンゴが集っていましたが、細くて長い足なのに飛ばされないことが何よりも不思議。
✔︎ チリ抜けツアーの ”過酷” の正体とは?
これでもか!というほどに、今日はラグーナ三昧。
そして、富士山よりも遥かに高い標高約4,000〜5,000mを移動しましたが、その変化にすら気付かず。
高山病予防の薬をクスコ(ペルー)滞在以来飲み続けているからか、高地にはかなり順応できているようです。
というのも、冒頭でお伝えした ”過酷さ” の正体はどうやらこの山脈越えのようなのです。
薬を飲んでいなかったり、南から北上する(チリからボリビアへ向かう)ツアーに参加すると、チリの平地からいきなり山脈に突入することになるため、高地に順応できずに高山病を発症することがよくあるそう。
実際に宿泊した山小屋でも高山病に苦しむ人を見かけたので、高山病にならないために「薬の服用」や「少しずつ高地に慣れるためのルート設定」はやはり重要!
遥々訪れる地球の裏側で苦しむことのないよう、情報収集や計画を事前に行うことをおすすめします。
当の私は高山病に苦しむことなく、過酷とは無縁!と思いきや、今宵別の意味でこのツアーの過酷さを思い知ることになるのです。
360°ストリートビュー:ボリビア山間
カニャーパ湖
エディオンダ湖
奇岩群
コロラダ湖
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