まず初めに!今回の旅について
【ルート紹介】1ヶ月半で南米4ヶ国を巡る!”死ぬまでに見たい絶景”を追う女子ひとり旅_#0
チリについて
首都:サンティアゴ(Santiago)
時差:-13時間
-12時間(サマータイム時)
面積:約75.6万㎢ > 日本(約37万㎢)
人口:約1,895万人 < 日本(約1.2億人)
言語:スペイン語
通貨:チリ・ペソ($)
お国柄を表す!チリの国旗
赤は独立のときに流した血を、白はアンデスの雪を、青は海と空を、星は国の統一への願いを表している。
国旗の色が星条旗(アメリカの国旗)に似ているのは、独立のときにアメリカを理想としたからという説がある。
出典:世界の国旗
チリのベストシーズンは?
ベストシーズン:11月〜4月
オンシーズン :9月〜6月
今回の旅(2018年4月)= ベストシーズン!
<4月のチリ>
平均最高気温:23℃
平均最低気温:8℃
降水量:約10mm
<4月の東京>
平均最高気温:19℃
平均最低気温:9℃
降水量:約130mm
【移動】ボリビア・チリ国境 → サンペドロ・デ・アタカマ
ボリビア・チリ国境
イミグレーション(🇧🇴ボリビア) ※出国審査
↓ シャトルバス(1時間)
イミグレーション(🇨🇱チリ) ※入国審査
↓
サンペドロ・デ・アタカマ(San Pedro de Atacama)
サンペドロ・デ・アタカマ広場
↓ 徒歩
La Casa EcoExplor(宿泊先)
ボリビア・チリ国境 出入国審査
チリ抜けツアー最終日。ボリビア山間の観光スポット巡りを終えて、出国審査のためボリビア側のイミグレーションに到着。
2泊3日お世話になったドライバーとはここで別れ、出国審査後は用意されたアタカマ行きのバスに乗り、少し離れたチリ側のイミグレへ向かいます。
ボリビア側のイミグレは石造りの小さな建物で、出国を待つ人々が寒空の下で長蛇の列を作っていましたが、対してチリ側は車両ごと進入可能な立派な建物。
車で数分の距離でも、国が違えばこの違い!
ちなみに、入国審査のチェックが厳しいチリ側ではスーツケースをひとつひとつ開いて確認するので相当な時間がかかりますが、バスの中で待てることがせめてもの救い。
バス同乗者全員の入国審査が無事終了したら、アタカマへ向けて出発。ここからは約45分の道のりです。
サンペドロ・デ・アタカマ 到着
端から端まで歩いてもそう遠くはないこじんまりとした町。
アタカマ砂漠に位置するので空気はかなり乾燥しており、日中は気温が高くてもカラッとして快適です。
一見何もなさそうなこの町に来た目的は、”月の谷” を訪れるため。
おそらく「月の谷って何?」が正直な感想かと思いますが、実際に行ってみればその理由は一目瞭然!
月の谷を求めて観光客がそこそこ訪れる町なので、メインストリートにはツアー会社が複数あります。内容や値段にさほど違いはないので、インスピレーションで選んだ会社で翌日の「月の谷ツアー」を予約。
帰り道にATMに寄って現金を下ろしたら、チリ抜けツアーでの疲れを癒すべく宿へ戻って一休み。
✔︎ 長期旅行中の現金管理について
南米旅で訪れた4ヶ国はそれぞれ通貨が異なりますが、こうしたケースの現金管理は中々頭を悩ませるもの。
今回訪れた各国の通貨は、
・ペルー🇵🇪 :ソル(PEN)
・ボリビア🇧🇴:ボリビアーノ(BOB)
・チリ🇨🇱 :チリ・ペソ(CLP)
・ブラジル🇧🇷:レアル(BRL)
私は兎にも角にも楽が一番!なので、使える場所ではクレジットカードを使い倒します。ちなみに、どの国もカードが使える場所はかなり多かった印象。
ただ、現金のみ対応の小さな店やツアー会社もあり現金は少なからず必要になるので、入国次第、現地通貨を少し下ろすようにしています。
国際キャッシュカード(Sony Bank WALLET)
現地通貨の調達に便利な国際キャッシュカード。
円預金の口座を開設することで海外のATMから現地通貨を直接引き出せる優れものですが、その仕組みとは、
国際キャッシュカードを作成(=口座開設)
↓
口座に【日本円】を入金
↓
現地で利用
① 海外対応ATMで【現地通貨】を引き出し
→ 当日のレートで【日本円】に換算
→ 口座から換算額が引き落とされる
② カードブランドの加盟店で支払い
国際キャッシュカードは多くの金融機関から発行されていますが、私はソニー銀行の「Sony Bank WALLET」と呼ばれるカードを愛用しています。
「VISA」や「PLUS」マークのあるATMであれば、全世界どこでも現金の引き出しができ、それ以外にもVISA加盟店でデビッドカードとしても使用可能。
とても便利なカードですが、注意したいのは海外ATMでの出金時には「ATM使用料」がかかること。
(地域にもよりますが)大抵は500円以上かかるので、極力一度に出金するのが余計な出費を抑えるコツ!なのは言うまでもありません。
それでも、現金を無駄なくぴったり使い切るのは至難の技なので、余ってしまったら次に訪れる町の両替所でその国の通貨へ換金するのがおすすめ。
特に陸路で入国する場合、国境近くの町ではお互いの通貨に割と需要があるので、レートも悪くありません。
Sony Bank WALLETの口座維持費は無料。また、円のみならず、米ドル、ユーロetc.. 主要な通貨の預金もできるので、円高時に通貨を購入しておくことも可能。
とりあえずこのカードを1枚持っておけば、長旅の悩みはひとつ解決です。
【Check!】月の谷
アタカマ砂漠には、NASAも認めるほど ”月によく似た風景” があるといわれています。
それがこの、月の谷(Valle de la Luna)
サンペドロ・デ・アタカマからは車で約15分。砂漠地帯の日中は日差しが強烈なので、夕方から始まる「沈む夕日を眺めるツアー」への参加が月の谷観光の定番です。
ツアー会社前に集合(PM15:00)
↓ ツアーバス
月の谷
↓
トレッキング
↓
サンセット鑑賞
↓
ツアー会社近くで解散
高台に登って月の谷を見渡すと、一面に広がるのは無機質な世界。
この景色を眺めていると無条件に頭の中に流れてくるのは、エアロスミスのあの名曲。
”I don’t want to miss a thing.”
アルマゲドン。月は関係なかったはずですが、なぜか頭から離れません。
”世界で最も降水量の少ない場所” としても知られるアタカマ砂漠には、世界各国の天文台が設置されています。
見ての通り、この日も雲ひとつない快晴!この晴天率から、夜間に催行される「星空観測ツアー」も人気ツアーのひとつです。
月の谷に日が沈むと、顔を出すのは本物の月。
NASAも認める月の谷ですが、逆に月へ行ったことのない庶民としては「月はこんな感じなのか。」というのが正直な感想でした。
贅沢なことは百も承知ですが、マチュピチュやウユニを既に見てきたからか、感動に対する感覚が少し麻痺してしまっている今日この頃。
360°ストリートビュー:月の谷
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