まず初めに!今回の旅について
【ルート紹介】1ヶ月半で南米4ヶ国を巡る!”死ぬまでに見たい絶景”を追う女子ひとり旅_#0
【移動】ワカチナ → ナスカ
ワカチナ(Huacachina)
Wild Olive Guest House(宿泊先)
↓ タクシー
Cruz Del Sur(イカ)
↓ 長距離バス(2時間) Map参照↓
・会社:Cruz Del Sur
・運賃:S/ 35
ナスカ(Nasca)
Cruz Del Sur(ナスカ)
↓ 徒歩
Hostal Latino(宿泊先)
イカ〜ナスカはバスの本数が多いので正直予約は不要ですが、時間を節約したいならオンライン予約がおすすめ!
予約済みであれば、カウンターでチケット発券→乗車のみで良いので、15分前にターミナルに到着していれば十分間に合います。
ちなみに、海外では交通機関の遅れは日常茶飯事ですが、定刻であることももちろんあり得るので油断は禁物!
「Cruz Del Sur(クルス・デル・スール)」は比較的定刻通りの運行だったので、やはり時間に多少の余裕を持って行動しておくのが賢明です。
ナスカのベストシーズンは?
ベストシーズン:11月〜4月
オンシーズン :1年中
今回の旅(2018年4月)= ベストシーズン!
<4月のナスカ>
平均最高気温:25℃
平均最低気温:18℃
降水量:ほぼ 0mm
<4月の東京>
平均最高気温:19℃
平均最低気温:9℃
降水量:約130mm
✔︎ 長期旅行の予定はフレキシブルに
長期旅行をする際は、ひとつ手前の街に到着した後に、次の街へ向かう交通機関や宿の予約をするのがベター。
早めに予約しておきたい気持ちは分かりますが、トラブルで一度移動が遅れてしまえば、その後の予定はすべて狂ってしまいます。
その際に最小限の軌道修正で済むように、”予定はあくまで予定” としてざっくりと立てておき、予約は直前にする方が賢明。
私はこのスタイルで南米を旅しましたが、前日や前々日でバスや宿の予約が取れないということは特にありませんでした。
よほどのピークシーズンでない限り、直前の予約でも問題はないと思われます。
✔︎ ぼったくりにあわないためにすべきこと
ナスカでぼったくりされかけた話。
ナスカを訪れる目的が「ナスカの地上絵」であるならば、到着後にすべきことはセスナの予約。
地上絵を上空から眺めるためにはセスナに乗る必要があり、予約には「宿 ⇆ 空港の送迎 」も含まれています。
多くの宿は予約を代行してくれて、宿泊先のスタッフにも「予約する?」と聞かれたのでお願いすることに。
大体の相場は事前にネットでリサーチ済みだったので、実際に提示された価格がそこそこ高額であることに気付き、値引き交渉をしました。
日本ではすべてにおいて価格設定が明確なので値切り文化はないですが、海外ではよくあること。値切りを前提に高く見積もっていることもあるので注意が必要です。
①乗車前の料金確認(タクシー)
タクシー料金なんかはより悪質!
メーターに細工がされていたり、そもそもメーターが設置されていない車では、目的地到着後に高額請求をされることも。
そのため、乗車前にざっくりとでいいので料金を聞いておくことがトラブルを避けるコツ。
How much to 〜?(〜までいくらですか?)
また、UberやGrabなどの料金が明確な配車アプリの利用もトラブル回避には効果的です。
②事前の相場リサーチ
基本的に、何をするにも相場を知っておくことは重要です。
ぼったくられていることにも気付けるし、逆に何も知らずにあまりにも低価格を提示しては話になりません。
そして、心構えとしては「1円たりともぼったくられないように!」と躍起になるよりも、「最終的に自分が納得する価格であればOK!」とする方が旅は楽しめるかもしれません。
相手にはその分チップが入ることになるので、親切にして貰えたりすることもあります。
まぁ、こればかりは人それぞれなので、一概には言えませんが。
【世界遺産】ナスカの地上絵
正式名称:ナスカとパルパの地上絵
登録年 :1994年
遺産種別:文化遺産
宿にてピックアップ(AM7:00)
↓ 送迎サービス
マリア・レイチェ・ネウマン空港
↓ セスナ(約30分)
ナスカの地上絵(Nasca Lines)
↓
マリア・レイチェ・ネウマン空港
↓
宿にてドロップオフ
ツアー詳細:↑クリック>NAZCA LINES FLIGHTS>Classic Nazca Lines Flight
セスナ飛行は酔いやすい?
セスナの飛行時間は約30分。右に左に旋回しながら点々と現れる12個の有名な地上絵を遊覧します。
小さな機体はよく揺れるため、酔いやすいと噂のセスナ飛行。
私は日本で購入した酔い止めを事前に飲んでおきましたが、気流が比較的安定する早朝だったからか揺れもひどくなく、結果、快適に楽しめました。
せっかく地球の反対側まで来て楽しめないのも悲しいので、三半規管に自信の無い人は酔い止めを服用することをおすすめします。
地上絵は ”絵” だけじゃない!?
実際に地上絵を上空から眺めて驚いたのは、周辺に引かれた無造作な線の多いこと!
ナスカの地上絵と聞くと、動物や鳥などの ”絵” になっているものを想像すると思いますが、実はこれらの無造作な線も地上絵の一部。
”絵” はごく一部分に過ぎず、無数の線が大半を占めているのです。
飛行中は、右側だの左側だの、大体の絵の位置をパイロットが機内アナウンスで教えてくれますが、この線のお陰で中々見つからないこともしばしば。
一度見つけても、油断すると見失ってしまったり。
地上から見る地上絵
地上絵を見る=セスナ飛行がメジャーですが、実は地上から眺められるスポットも存在します。
その場所は飛行中にも上空を通過しますが、「木(Arbol)」と「手(Manos)」の地上絵の間に設置された展望台(Mirador De Las Líneas De Nazca)です。
地上絵は小さいものでも30m以上あるので、地上から全体を綺麗に捉えるのは難しいですが、代わりに実感できるのはその巨大さ!
それから、地上絵は「表面を取り除いて色の薄い下層を見せる」ことで線を描いており、近くで眺めることでその形状もよくわかります。
地上絵が描かれた理由とは?
今から約2,000年前に描かれたと伝えられるナスカの地上絵。
描かれた理由は諸説ありますが、信仰的な意味合いのある ”雨乞い説” が有力とされています。
地上からでは全体を把握できないほどに巨大な絵は、古の人々が信仰していた天の神へ向けて、空から綺麗に見えるように描かれたとか。
ちなみにナスカは雨の降らない町として知られており、地上絵が未だに残る理由もその降水量の低さが大きな要因です。
しかしながら、滞在中にふらりと立ち寄ったレストランで食事中に、まさかの土砂降りに遭遇!まさにバケツをひっくり返したような大雨!
すると、傘を持たずに次々と外へ出て行ってしまった店のスタッフたち。降りしきる雨に打たれて喜ぶ姿に、はっとしました。
なるほど! ”雨乞い説”
古の人々も、こうした瞬間を夢見て地上に絵を描き続けたのかもしれません。
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