まず初めに!今回の旅について
【ルート紹介】1ヶ月半で南米4ヶ国を巡る!”死ぬまでに見たい絶景”を追う女子ひとり旅_#0
【移動】サンティアゴ → イースター島
サンティアゴ(Santiago)
コモドロ・アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港
空港コード:SCL
↓ LATAM航空(5.5時間)
イースター島(Isla de Pascua)
マタベリ国際空港
空港コード:IPC
↓ 送迎サービス Map参照↓
La casa del Kori(宿泊先)
NOTE
・航空券は「Skyscanner」にて予約
・宿泊先は「Booking.com」にて予約
AM6:30発の国内線に間に合うようにとサンティアゴの宿でタクシーを頼んだところ、なぜか3:00に迎えが来ました。
空港まではタクシーで約30分の距離で、早朝なので当然ながら渋滞もなく、空港に到着したのは4:00前。
とりあえず空港スタッフにイースター島行きのチェックイン開始時刻を聞いてみたところ、思いもしない答えが返ってきました。
イースター島?
実はこの呼び方は英呼称なので、チリではあまり馴染みがありません。
正式名称は「Isla de Pascua(イスラ・デ・パスクア)」で、スペイン語で ”パスクア島” を意味する言葉。
また、イースター島の先住民の言葉では「Rapa Nui(ラパ・ヌイ)」と呼ばれます。
イースター島のベストシーズンは?
Best!:11〜4月
Good:1年中
今回の旅(2018年5月)= オンシーズン!
<5月のイースター島>
平均最高気温:22℃
平均最低気温:18℃
降水量:約120mm
<5月の東京>
平均最高気温:23℃
平均最低気温:14℃
降水量:約140mm
【世界遺産】ラパ・ヌイ国立公園
名称:ラパ・ヌイ国立公園
登録年:1995年
種別:文化遺産
イースター島は、車に乗れば端から端まで1時間弱で走れてしまう小さな島。
その中でも住宅が密集する居住区は、空港に隣接する半径約1~2kmのハンガ・ロア村と呼ばれる範囲、そしてこの島の約半分は ”国立公園” とされています。
有名なモアイ像は基本的にラパ・ヌイ国立公園(Rapa Nui Parque Nacional)内にあるので、間近で楽しむためにはチケットが必須です。
施設情報
時間:↑クリック>Información de la Isla>Parque Nacional Rapa Nui>Horarios del parque nacional Rapa Nui
料金:↑クリック>Información de la Isla>Parque Nacional Rapa Nui>Valor de la entrada
入場チケット購入について
チケット価格:
約 US$ 90(2018年5月時点)
※有効期間は10日間
※ラノ・ララク、オロンゴの入場は一度のみ
購入方法:
・マタベリ国際空港(チケット売場)で購入
・ハンガ・ロア村のチケットオフィスで購入
※メインストリート(アタム・テケナ(Atamu Tekena)通り)沿いにあり
イースター島 観光 = 国立公園入場チケット 購入
このシンプルな仕組みが成立し、またイースター島を遥々訪れてモアイを見ない人などいないので、チケットはかなり強気な料金設定。
ちなみに、これでもラパ・ヌイ国立公園は ”世界で2番目に入場料が高い” 観光地。最も高いのは、中東ヨルダンの「ペトラ遺跡」とされています。
イースター島を ”私流” に巡ってみた
ハンガ・ロア村(Hanga Roa)
↓ レンタカー
①ラノ・カウ(Rano Kau)
↓
オロンゴ(Orongo)
↓
②アフ・アキビ(Ahu Akivi)
↓
③アフ・ナウナウ(Ahu Nau Nau)
↓
④アフ・トンガリキ(Ahu Tongariki)
↓
⑤ラノ・ララク(Rano Raraku)
↓
ハンガ・ロア村(Hanga Roa)
観光にはレンタカーがベスト!
公共交通機関のないイースター島の観光は、レンタカーがあるとフレキシブルに動けて本当に便利です。
ハンガ・ロア村のメインストリートにはレンタカーショップが複数あるので車のレンタルは簡単。
また、村を出てしまえばほぼ一本道で交通量も少ないので、ドライブは決して難しくありませんが、ひとつ注意したいのは海外で運転する際には「国外運転免許証」が必要になること。
国外運転免許証とは?
→単純に日本の運転免許証の ”翻訳版” なので、免許センターで申請すれば簡単に取得可能。
ただし、「ジュネーブ条約締約国」でのみ有効なので、実際に運転する国が対象であるかを事前に確認要。(チリは締約国です)
ちなみに、村にはツアー会社ももちろんあります。
自由度は多少制限されますが、レンタカーがなくても観光はできるので免許証がないもしくは運転が不安な方も心配はいりません。
①ラノ・カウ ”火山の火口湖”
島の南端に位置する火山の火口湖。
イースター島は噴火でできた火山島で、モアイ像を形成する石(凝灰岩)の存在も火山島であるからこそ。
ちなみに、水面に浮かんでいるのはチチカカ湖でウル族が浮島を作っていた、あのトトラ(葦)です。
ラノ・カウのすぐ隣には「オロンゴ」と呼ばれる儀式村があります。
この村ではかつて ”鳥人儀式” が行われていたと伝えられており、その儀式とは「村から見える小さな島へ泳いで渡り、鳥の卵を持ち帰る」こと。
最初に戻った人は向こう1年間の ”部族長” になれるのですが、島周辺の海にはサメも出没するらしく、まさに命懸けだったとか。
②アフ・アキビ ”海を眺める珍しいモアイ”
まず初めに、”アフ” とは祭壇のこと。有名なモアイは基本的に祭壇に乗っているので、名称にアフが付きます。
この島の多くのモアイは海沿いに、そして海に背を向けて内陸を見守るように設置されているのですが、アフ・アキビは内陸部から ”海を眺める” 珍しいモアイ。
③アフ・ナウナウ ”プカオ(帽子)を被るモアイ”
プカオ(帽子)を被り、島の北部に位置するアナケナ・ビーチ(Anakena beach)に佇むモアイ。
プカオにはモアイそのものとは異なる「赤い石」が使用されており、これはプナ・パウ(Puna Pau)と呼ばれる採石場で製作されたものです。
島には1,000体近いモアイ像が存在しますが、その中でもプカオを被るモアイはそう多くないことから、”権利の象徴” であったのではないかと推測されています。
④アフ・トンガリキ ”日系企業が修復に協力した15体のモアイ”
イースター島のモアイ像で最も有名なのは、間違いなくこのアフ・トンガリキ。
18世紀頃に勃発した「モアイ倒し戦争」の末、長らく倒れていた15体のモアイですが、ご長寿テレビ番組「世界ふしぎ発見!」がきっかけとなり、1990年代に日系企業が協力して復元しました。
佇まいの異なる15体がずらりと並ぶ光景はユニーク!
島の東側に位置しているため、モアイ越しのサンライズを見れることでも有名な場所です。
⑤ラノ・ララク ”モアイ製作工場”
”モアイ製作工場” と呼ばれる場所。
見ての通り、土の中に埋まるモアイが至る所に見られ、中には作りかけのモアイがいたりもします。
中でも珍しいのは ”正座モアイ” で、通常は直立していますが、なぜかこのモアイだけはお行儀良く正座中。
そして、高台に位置するこのモアイの肩越しにはアフ・トンガリキを望めます。
その昔、島中のモアイはラノ・ララクで作られては各地へと運ばれました。
縄をモアイにくくりつけて、左右・後ろの3方向から引っ張り、右に左に揺らしながら少しずつ前に進ませることで、巨大なモアイ像を立てたまま運んだそう。
その姿は、まるで ”歩いている” かのようだったとか。
イースター島には「モアイは歩いた」という伝説が残されているのですが、それはまさにモアイの運搬であったのではないかと推測されています。
360°ストリートビュー:ラパ・ヌイ国立公園
ラノ・カウ
アフ・アキビ
アフ・ナウナウ
アフ・トンガリキ
ラノ・ララク
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