まず初めに!今回の旅(日本 → クロアチア)について
【プリトヴィッチェ】時間帯や陽の角度で水の色が変わる!?「16の湖と92の滝」で形成される自然豊かな国立公園_#54
【移動】ドゥブロヴニク → ザグレブ
① ドゥブロヴニク → ザグレブ(空港)
ドゥブロヴニク(Dubrovnik)
ドゥブロヴニク バス停
↓ シャトルバス 経路はMapで↓
ドゥブロヴニク空港
↓ クロアチア航空(約1時間)
ザグレブ(Zagreb)
ザグレブ国際空港
② ザグレブ(空港)→(バスターミナル)
ザグレブ国際空港
↓ 徒歩すぐ
空港シャトルバスターミナル
↓ シャトルバス 経路はMapで↓
ザグレブ 長距離バスターミナル
③ ザグレブ(バスターミナル)→(中心部)
ザグレブ 長距離バスターミナル
↓ 徒歩すぐ
バスターミナル(Autobusni kol.) ※トラム駅
↓ トラム 経路はMapで↓
イェラチッチ広場(Trg J. Jelačića) ※トラム駅
↓ 徒歩すぐ
Hotel Dubrovnik in Zagreb(宿泊先)
ザグレブのベストシーズンは?
Best!:6月〜8月
Good:4月〜10月
今回の旅(2015年9月)= オンシーズン!
<ざっくりと言えば...>
夏でも比較的涼しく、朝晩は冷え込み、日によっては日中でも肌寒くてこともあるので、9月でもアウターが必要です。
<9月のザグレブ>
平均最高気温:22℃
平均最低気温:10℃
降水量:約85mm
<9月の東京>
平均最高気温:27℃
平均最低気温:20℃
降水量:約210mm
ザグレブ
国際空港があるので旅のはじめに訪れるであろう首都ザグレブは、”国内最大の街” でありながら割とこじんまりしています。
街の中心にあるイェラチッチ広場の前を東西に横切る「イリツァ通り(Ilica)」は、ザグレブの目貫通り!
この道を境にして、南には ”高層ビルの並ぶ新市街”、北には ”中世の街並みが残る旧市街” が広がります。
見どころは旧市街に集中しているかつ徒歩圏内にまとまっているので、街歩きには1泊あれば十分です。
① イェラチッチ広場
”クロアチアの英雄” イェラチッチ総督の騎馬像があるイェラチッチ広場は、ザグレブの中心地で夜遅くまで人々で賑わうスポット!
広場前(イリツァ通り沿い)のトラム駅には複数の路線が停まるため、青色のトラムがひっきりなしに走り抜ける光景を見ることができます。
ザグレブを走るトラム(路面電車)
ザグレブには、トラム、バス、ケーブルカーなどの公共交通機関が存在しますが、その多くを運営するのはZET(Zagreb Electric Tram)と呼ばれる会社。
正直なところ、観光スポットが集まる街の中心部はコンパクトなので、徒歩で事足りてしまいます。
ただ、空港に向かうシャトルバスや他の街へ向かう長距離バスが発着するバスターミナル(Autobusni Kolodvor Zagreb)は中心部から離れた場所にあるため、その際にはトラム利用が非常に便利です。
日本とはシステムが異なり、乗車料は基本的に時間制!
有効期限が30、60、90分のチケットがあり、街中のキオスク(kiosk)やZETのオフィスで購入可能。(乗車後にドライバーから直接購入することもできますが、かなり割高です。)
時間制のチケットは片道(一方通行)のみ有効なので、「時間内に目的地へ行って、用を済ませて戻ってくる」といった使い方はできません。
また、乗車後にはドア付近の機械でチケットに時間を打刻する必要があります。
監視員が定期的に取り締まりをしており、チケットを所持していないのはもちろん、打刻忘れも ”無賃乗車” とみなされて、罰金を取られるので要注意!
ちなみに、トラムとバスの乗車方法は共通です。
乗車料:↑クリック>Tickets and Fares>Fares
② ザグレブ大聖堂
左右にそびえる鐘楼の高さは105 mで、”クロアチアで最も高い建造物” として知られるカトリック教会。
建物の変遷:
12世紀初〜13世紀初:ロマネスク様式で創建
↓
タタール族の侵攻
↓
13世紀後半:ゴシック様式で再建開始
↓
オスマン帝国の侵攻(建築が滞る)
火災での被害
↓
18世紀:バロック様式に改築
↓
地震での被害
↓
19世紀後半〜20世紀初:ネオ・ゴシック様式に改築
③ 聖マルコ教会
屋根に施されたモザイク画(左:クロアチア・スラヴォニア・ダルマチア王国時代の紋章、右:ザグレブの紋章)が ”フォトジェニックな” カトリック教会。
シンプルな建物なので見落としがちですが、周囲にあるのは国会議事堂や最高裁判所、首相官邸など、クロアチアの主要な機関。
ちなみに、4〜9月の土日には「衛兵交代式」が行われるので、衛兵たちがザグレブ大聖堂〜聖マルコ教会を行進する姿を目にできるかもしれません。
建物の変遷:
13世紀:ロマネスク様式で創建
↓
14世紀:ゴシック様式で礼拝堂とアーチを建設
↓
19世紀末:ネオ・ゴシック様式に改築
クロアチア = ネクタイの発祥地!
実は、クロアチアは ”ネクタイの発祥地”
聖マルコ教会に衛兵がいましたが、彼らの首に巻かれていた ”赤いスカーフ” がネクタイの原型なるもの!
ネクタイの起源は17世紀に遡ります。
「ヴェルサイユ宮殿」の建設者としても知られるフランス王国 ”最盛期” の国王「ルイ14世」が、王国に仕えるクロアチア兵の首元のスカーフに興味を示して側近に尋ねたことがきっかけ。
(スカーフについて聞かれたとは思わずに)勘違いをした側近は、それに対して「クラバット(クロアチア兵)です」と答えたとか。
そのスカーフが変化して今日のネクタイの形状は生まれたため、現在もフランスではネクタイのことをクラバット(Cravate)と呼ぶそうです。
ザグレブ中心部にはネクタイ専門店が複数ありますが、中でも特に有名なのは
・CROATA(クロアタ)
→ 品質の高い商品が揃う一流ブランド
・KRAVATA(クラバット)
→ デイリー使いしやすい商品が揃うカジュアルな店
街歩きしながらふらりと立ち寄り、発祥地でお洒落な ”クラバット” を購入してはいかがでしょうか?
360°ストリートビュー:ザグレブ
イェラチッチ広場
ザグレブ大聖堂
聖マルコ教会
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