【スプリット&トロギール】ロマネスク・ゴシック・ルネサンス・バロック、中世〜近代西洋の建築が残る世界遺産の街_#55

 

【移動】プリトヴィッチェ → スプリット

プリトヴィッチェ(Plitvice)
 プリトヴィッチェ バス停

  ↓  長距離バス  経路はMapで↓
    ・会社:Autobusni Kolodvor Zagreb

スプリット(Split)
 スプリット バスターミナル

  ↓  徒歩

 Bellevue(宿泊先)


<NOTE>
・プリトヴィッチェにバスターミナルはなし(バス停で待機して、来たバスに空席がある場合に乗車可能で、運賃はドライバーに直接支払います)

スプリットのベストシーズンは?

ベストシーズン:5月〜9月
オンシーズン :4月〜10月

今回の旅(2015年9月)= ベストシーズン!

気候の詳細をチェック

<ざっくりと言えば...>
太陽が燦々!気温は高いですが、湿度が低くて空気がカラッとしているので過ごしやすい気候です。

<9月のスプリット>
  平均最高気温:25℃
  平均最低気温:18℃
  降水量:約65mm

<9月の東京>
  平均最高気温:27℃
  平均最低気温:20℃
  降水量:約210mm

スプリット&トロギール

”クロアチア第2の都市” スプリットと、そこから西に約30kmの場所に位置するトロギールは、どちらも歴史ある街並みが残る世界遺産の街。

特に、クロアチア本土と橋で繋がれた小さな島であるトロギールには、異なる時代に建てられた宮殿・教会・要塞が現存しており、中世〜近代ヨーロッパの建築様式が混在することで知られます。

中世〜近代ヨーロッパの建築様式

①ロマネスク建築

意味ローマ風の
時期10世紀末〜12世紀
発祥地西ヨーロッパ
影響古代ローマ文化
特徴修道院や教会によく見られる様式

・半円アーチ
・重厚な壁
・小さな窓

戦乱からの救いを求める人々によって ”巡礼” が盛んに行われた時代。

巡礼路(フランス〜スペインの聖地「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」へ続く道)沿いには、巡礼者のために多くの修道院が建設されました。

修道院は ”俗世から離れて禁欲的な生活をする場” であったため、森、山頂、川沿いなどの僻地に見られることが多い建築様式。

代表作:ピサ大聖堂(イタリア 🇮🇹 )

②ゴシック建築

意味粗野なゴート族(ゲルマン人)風の
時期12世紀半ば〜15世紀
発祥地フランス(パリ)
影響ロマネスク様式
特徴教会や聖堂によく見られる様式

・尖塔アーチ
・大きな窓
・ステンドグラス

農村部から人々が流出して都市が発展した時代。

その結果、ストレスフルな世界で精神的な救いを求める人々が増えたため、多くの教会や聖堂が建設されました。

大きな窓に施されたステンドグラスには ”文字を読めない人にも聖書を説く役割” があったとされています。

ロマネスク建築とは対照的に、大都会に見られることが多い建築様式。

代表作:ケルン大聖堂(ドイツ 🇩🇪 )

③ルネサンス建築

意味再生
時期15世紀〜16世紀半ば
発祥地イタリア(フィレンツェ)
影響古代ギリシャ、ローマ文化
特徴キーワード=
”ギリシャ、ローマ文化の復興と再生”

・左右対称、均等
・調和(バランス)
・ドーム型の屋根

大航海時代が訪れ、交易などで財を成す大商人が発生した時代。

ルターの宗教改革(カトリック教批判)でキリスト教世界の秩序が揺るいだことも相まって、教会や修道院、聖堂のような ”神のための建築” から、”民のための建築” が主流となりました。

ただ、神聖な建築様式(ロマネスクやゴシック)を利用するのは恐れ多く、新たなものを模索して生まれたのは、過去に存在したギリシャ、ローマ建築を ”再生=ルネサンス” させることでした。

代表作:サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(イタリア 🇮🇹 )

④バロック建築

意味歪んだ真珠
時期16世紀末〜17世紀
発祥地イタリア(ローマ)
影響ルネサンス建築
特徴王族や貴族の宮殿によく見られる様式

・豪華な装飾
・曲線を多用
・天井のフレスコ画
 (空間を立体的に見せるだまし絵)

宗教改革によって弱まったカトリック教会の勢力を取り戻すべく生まれた建築様式。

教会に入るなり人々を感動させるような ”劇的な空間” を演出することが目的であったため、その作りは豪華絢爛!

建設には膨大な財力が必要となることから、権力を誇示するために王族が取り入れるようになり、最終的にはヨーロッパ以外の国々にも広まりました。

代表作:ベルサイユ宮殿(フランス 🇫🇷 )

【世界遺産】スプリット

世界遺産 -World Heritage-

正式名称:スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿
登録年 :1997年
遺産種別:文化遺産

聖ドムニウス大聖堂

3世紀末〜4世紀初めにかけて、古代ローマ皇帝「ディオクレチアヌス」が皇帝を退位した後の住処としてディオクレティアヌス宮殿を築いた際、近くに建てた自身のための霊廟。

後に霊廟は取り壊され、7世紀頃からは教会として使用されるようになったため、現在では ”世界で最も古いカトリック大聖堂” とされています。

ちなみに、ディオクレティアヌスはキリスト教を警戒した末に ”最後の大迫害” を行った人物で、大聖堂の名称になった聖ドムニウスは、皮肉にも大迫害によって殉教した聖人です。

大聖堂の隣にそびえるロマネスク建築の鐘楼(高さ60m)は、スプリットのランドマーク!

展望台からは360度のパノラマが広がり、スプリットの街を一望できます。

プロムナード(スプリット)

プロムナード(promenade)とは、フランス語で「散歩道」を意味する言葉。

スプリット港沿いに軒を連ねるレストランやカフェには開放感がありますが、昼〜夜にかけて多くの人々で賑わうため騒がしさは否めません。

ただ、夕暮れ時の港はサンセットを眺めるのに最適な場所!

360°ストリートビュー  スプリット

聖ドムニウス大聖堂


プロムナード

【移動】スプリット → トロギール

スプリット(Split)
 スプリット バスターミナル

  ↓  路線バス

トロギール(Trogir)
 トロギール バス停

【世界遺産】トロギール

世界遺産 -World Heritage-

正式名称:古都トロギール
登録年 :1997年
遺産種別:文化遺産

聖ロヴロ大聖堂

ロマネスク−ゴシック建築の大聖堂。

13世紀に開始して17世紀に完成するまで建設は長期に渡ったため、ロマネスク・ゴシック・ルネサンスの建築様式が混在する希少な建造物です。

トロギールのランドマーク!である鐘楼(高さ47m)を見てみると窓の形や装飾が各階によって異なり、ゴシックやルネサンス建築が見られます。

スプリットにある聖ドムニウス大聖堂と同じく、鐘楼の展望台からはパノラマが広がり、トロギールの街を一望できます。

カメルレンゴ城

プロムナード(トロギール)

360°ストリートビュー  トロギール


聖ロヴロ大聖堂







-1_クロアチア

   2021/09/20  

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