まず初めに!今回の旅(日本 → ヨルダン)について
【ペトラ遺跡】”バラ色”に染まる古代都市!約2,000年前にベドウィンが築いたロマン溢れるヨルダンの世界遺産_#64
前回のストーリーを読む!
【死海】本当に泳げなくても大丈夫!?世にも不思議な”浮遊体験” in ヨルダン_#65
アラブ首長国連邦について
首都:アブダビ(Abu Dhabi)
時差:-5時間/サマータイムなし
面積:約8.36万㎢ < 日本(約37万㎢)
人口:約980万人 < 日本(約1.2億人)
言語:アラビア語
通貨:ディルハム(AED)
お国柄を表す!UAEの国旗
17世紀のイラクの詩人の詩に基づき作られた。
緑は豊かな国土を、白は清浄な生活を、黒は過酷な戦争を、そして赤は血なまぐさい過去の歴史を表わしている。1971年制定。
出典:世界の国境
ドバイのベストシーズンは?
Best!:11月〜3月
Good:11月〜4月
今回の旅(2013年12月〜2014年1月)= ベストシーズン!
<ざっくりと言えば...>
砂漠地帯なので乾燥しており、日差しが強烈で猛暑!日中はTシャツ1枚で過ごせますが、朝晩はアウターが必要なほどに冷え込むこともあるので、寒暖差に注意が必要です。
<12月のドバイ>
平均最高気温:26℃
平均最低気温:15℃
降水量:約15mm
<12月の東京>
平均最高気温:12℃
平均最低気温:4℃
降水量:約40mm
首長国連邦について
アラブ首長国連邦=UAE(United Arab Emirates)は、7つの「首長国」から成り立ち、各国は首長(君主)によって統治されています。
「国の中に国がある?」ようで少々不思議ですが、オーストラリア連邦、ブラジル連邦、アメリカ合衆国など、世界には数多く存在する連邦制国家。
アメリカのように「州」から成る国家が多いですが、UAEはイスラム圏で使用される「首長国」で成り立ちます。
長の決定権にはかなりの違いがありますが、日本に例えて言うならば、州や首長国は「県」に値するものでしょうか。
【移動】アンマン → ドバイ
死海(Dead sea)
Movenpick(宿泊先)
↓ ツアーバス 経路はMapで↓
アンマン(Amman)
クィーン・アリア国際空港
空港コード:AMM
↓ エミレーツ航空(3時間)
ドバイ(Dubai)
ドバイ国際空港
空港コード:DXB
ドバイ
「有り余るオイルマネーで、贅を尽くして築いた近未来都市」
ドバイにはずっとこんなイメージがありましたが、実際は少し異なることを知りました。
発展のきっかけは1960年代。既に貿易都市として栄えつつあったドバイで石油が発掘されたことに遡ります。
ただ、実際の産油量は他国に比べて少なかったため、石油高騰で得たオイルマネーを利用してドバイを ”世界一の都市” にすることで、石油に依存しない国作りを目指しました。
これこそが、次から次へとユニークな建造物が建設される理由で、狙い通り、唯一無二の風景に惹きつけられて世界中から観光客が訪れるようになったドバイ。
小さな港町が目覚ましい変貌を遂げた裏には、石油発掘の幸運を活かしたスマートな戦略が存在していたのです。
①ブルジュ・ハリファ
”世界で一番高いビル” として知られ、高さは脅威の828m!(日本一のスカイツリーは634m)
「ブルジュ=タワー」「ハリファ=イスラム国家の最高権威者の称号」を意味する言葉。
ホテル、オフィス、住居などに使用されており、ビル正面の巨大な噴水では定期的に噴水ショーが開催され、ブルジュ・ハリファを背景に楽しめます。
驚愕!地上828mのビルの上からPR!?
ドバイに拠点を置くエミレーツ航空は、機内サービスがラグジュアリーと評判で人気の航空会社。
日本 ⇄ ドバイの国際線も多く発着しており、今回の旅でもお世話になりました。
そんなエミレーツ航空が2021年、度肝を抜く動画を発信!
その内容はなんと!エミレーツのCAがブルジュ・ハリファの頂上からPRを行うというものでした。
ちなみにこれ、CGではございません!
CAに扮したスカイダイビング・インストラクターが実際に頂上に登って撮影しているのです。
撮影にGOサインが出たことも驚きですが、何よりも発想がユニークなエミレーツ航空。”世界一” が大好きなドバイに拠点を置くだけあり、ポテンシャルを感じます。
②ブルジュ・アル・アラブ
世界で唯一の ”7つ星ホテル” と称される世界の要人やセレブ御用達のホテル。
その昔にアラビア海を航海した伝統的な船「ダウ船」の帆をモチーフにしたシルエットが特徴です。
本土と橋で繋がれた人工島(島全体がホテルの敷地)に建設されており、セキュリティーが厳重なので敷地に入れるのは宿泊者、レストランやスパの利用者のみ。
ロビーで写真だけ撮るなどの冷やかしはできないので、庶民に許されるのは遠巻きに写真を撮ることくらいです。(この写真は「ジュメイラ・ビーチ」から撮影したもの)
③ジュメイラ・モスク
④アル・ファヒーディ歴史地区
⑤アブラ(水上タクシー)
ドバイ・クリーク(Dubai Creek)と呼ばれる入り江周辺には、旧市街(オールド・ドバイ)が南北に広がっています。
・南側:バール・ドバイ(Bur Dubai)
(アル・ファヒーディ歴史地区など)
・北側:ディラ(Deira)
(スークがひしめくエリア)
両岸を結ぶためにアブラ(Abra)と呼ばれる水上タクシーが運行しており、小さな木造船ですがここでは重要な公共交通機関。
乗船料はたったの1dhとドバイらしからぬ格安料金で、これは昔から変わらない料金設定だそう。
⑥三大スーク
スーク(Souk)とは「市場」を意味する言葉。
ディラ地区の ”三大スーク”(オールド、ゴールド、スパイス)には、見慣れない香辛料や雑貨などを扱う店が所狭しと軒を連ね、アラビアンな異国情緒漂う空間が広がります。
市場では商品ひとつひとつに値段は付いておらず、すべては交渉次第。
交渉の基本は、
・希望の値段よりも安い値段から始める
・複数買うことで値引きを狙う(3つ買って、2つ分の値段にするなど)
商人たちは毎日交渉をしているので少々ぼったくられることもありますが、それも旅の思い出。
「自分が納得したのであればそれで満足!」この心持ちが、市場での買い物を楽しめるコツかもしれません。
360°ストリートビュー:ドバイ
ブルジュ・ハリファ
ブルジュ・アル・アラブ
アブラ(水上タクシー)
デザート・サファリ(4WD砂漠ツアー)
デザート・サファリ= ”砂漠探検”
砂漠の中を4WDで爆走して、キャンプ場でディナーを楽しみながらキャメルライドや民族舞踊、民族衣装やヘナタトゥー体験など、アラブ文化に触れるツアー。
実は、ドバイの大半は砂漠。高層ビルが立ち並ぶのは海沿いエリアのみで、少し車を走らせればまっさらなアラビア砂漠が広がります。
広大で分かりづらいですが、砂丘にはかなり緩急があるのでスピードを出して走り回れば今にも車が横転しそうで結構スリリング!
キャンプ場に向かう前には、一度車を降りて砂漠に沈む夕日鑑賞タイムもあります。(この写真は、1年の終わり2013年12月31日の夕日)
動画で見る デザート・サファリ
桁違いに豪華なカウントダウン!
ドバイのカウントダウンはかなり騒がしく、複数の場所で新年を祝う花火が打ち上がります。
ブルジュ・ハリファやブルジュ・アル・アラブなど、ドバイのランドマークが主な打ち上げ場所で、中でも今回訪れた「パーム・ジュメイラ」の花火は想像を絶する規模でした。
パーム・ジュメイラは ”椰子の木をモチーフにした人工島” で、ハリウッドスターの別荘など億単位の家が並ぶ高級住宅地。
花火の打ち上げ数は、約50万発!!!桁違いの花火がなんと、ほんの数分間で一挙に打ち上がったのです。
2014年1月1日 AM0:00
夜空には色とりどりの花火が上がり、大袈裟ではなく、辺りはまるで昼間のような明るさに。
新年早々、ドバイのスケールに言葉を失った瞬間でした。
動画で見る ドバイのカウントダウン(2023年)
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