まず初めに!今回の旅について
【ルート紹介】1ヶ月半で南米4ヶ国を巡る!”死ぬまでに見たい絶景”を追う女子ひとり旅_#0
Iguana Turismo:アマゾン・ジャングルツアー
マナウス出発の朝。
ジャングル滞在に必要な最低限の荷物のみをバックパックに詰めて、残りの荷物はチェックアウト時に宿へ預けます。
ジャングルツアーには大きな荷物(スーツケースなど)を持ち込めないため、マナウスの宿の多くは荷物預かりをしてくれます。(正確な金額は忘れましたが、預かり料は100円程でした)
参加するのは2泊3日のツアーなので、明後日に荷物をピックアップすることを伝えて、宿から歩いてすぐの集合場所(Iguana Turismoのオフィス)へ。
ジャングルツアーのメンバーは、アルゼンチン・フランス・イタリア・日本の計5人。バンに乗り込み、まずは今夜の宿泊地であるアマゾン川支流のコテージを目指します!
1日目:スケジュール
マナウス 出発
↓ バン
船着場(Porto da CEASA)
↓ ボート
二河川合流地点
↓
船着場(Porto do Careiro da Várzea)
↓ バン
船着場(Paraná do Mamori )
↓ ボート
Juma Lake Inn 到着 <宿泊地>
↓
( ランチ in コテージ)
↓
ピラニア釣り
↓
( ディナー in コテージ)
↓
ジャングル探検
二河川合流地点
マナウス上空で飛行機からも見えた二河川合流地点(Meeting of Waters)
その名の通り、”2つの水が出会う” 場所。
近くで見てもくっきり2色!の不思議な光景です。
左側(薄茶)はソリモンイス川(Rio Solimões)、右側(濃茶)はネグロ川(Rio Negro)と呼ばれ、この2つは混ざることなく数十km先まで続いています。
ガイドに促されて、川に手を入れてみると、なんと!温度が違うではありませんか。
ちなみに水の流れる速さも違い、これらの相反する特徴が混ざらない理由だとか。想像よりも遥かにシンプルなものでした。
360°ストリートビュー:二河川合流地点
アマゾン川で ”肉食魚” ピラニア釣り!
バンとボートに揺られて無事にコテージ到着したら、ボートに乗ってアマゾン散策へ。
風の無い、のどかな昼下がり。
鏡のように水面に密林が綺麗に反射するこの辺りで、ピラニア釣りを開始。こんなにも静寂な水面の下には、あの肉食魚が泳いでいるそうです。
ガイドから配布されたのは、長い木の枝。
枝の先に釣り糸を垂らしただけの ”近所のザリガニ釣り” 仕様。本当にこれでピラニアが釣れるのでしょうか?
鳥肉を釣り針に引っ掛けて、水の中へ。
待つこと数分。
ぴくりとも動かず。
一度釣り糸を引き上げてみると餌がない。
いつの間に?
もはやこの繰り返し。
他のツアー客もこんな感じですが、なぜかガイドだけは入れ食い状態。
「魚が餌に食いついた瞬間に、強く糸を引き上げる」
これがコツらしいのですが、何よりもまず、食いついた瞬間が分からナイ。
結局、1匹たりとも釣れずに終了。
コテージへの帰り道。アマゾンの静かな夕暮れ時に聞こえてくるのは、鳥の鳴き声とボートのエンジン音。
とことん平和なアマゾンの風景です。
夜のジャングル探検でカイマンに遭遇!
ディナー後は再びボートに乗り、夜のジャングル探検へ。
コテージから少しボートを走らせたところで停泊して、ガイドが登山用のヘッドライトを点灯すると、光に反応するように遠くで何かがキラリ!
「ちょっと待ってて」と言い残し、岸に飛び降りた彼。
待つこと数分。戻ってきた勇敢な面持ちの彼の手中にあったものとは。
アリゲーター科の「カイマン」でございます。
一同驚愕!
こういうのを求めてアマゾンに来たはずですが、とりあえず驚愕。
そのまま彼(カイマン)も連れてコテージに帰還。
あまり聞き馴染みがないかと思いますが、カイマンは中南米に生息するワニ。ちなみにワニには大きく分けて以下の3種類があり、カイマンはクロコダイルともアリゲーターとも異なる種類です。
・クロコダイル科
・アリゲーター科のアリゲーター亜科
・アリゲーター科のカイマン亜科
カイマンの特徴についてはガイドに説明してもらいましたが、とりあえず「アリゲーター科の中でも大人しいタイプ」だそう。
そして、一通りカイマンの紹介を終えた次の瞬間、ガイドは驚きの行動に。
なんと!コテージ目の前の川へカイマンを解放したではないですか。
一同驚愕!
なぜならそこは、日中にコテージの宿泊客が無防備に泳いでいた場所だったから。
ガイド曰く「この辺は川の流れが早いから大丈夫」らしいですが、翌日には誰も泳がなくなったことは言うまでもありません。
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