

まず初めに!今回の旅(日本 → ギリシャ)について
【ザキントス島】極上の海の色!シップレック・ビーチでジブリ映画「紅の豚」の世界に浸る!_#30
ザキントス島の観光スポット
首都アテネから飛行機で約1時間、イオニア海に浮かぶザキントス島。
島の代名詞は、ジブリ映画「紅の豚」のとあるシーンにそっくりなシップレックビーチ(Shipwreck Beach)ではありますが、他にも美しいビーチや風景が点在します。
島の公共交通機関はあまり発達していないので、観光にはレンタカーがベストですが、レンタカーがなくても路線バスやツアーを上手く利用して楽しむことは可能。
そんなザキントス島の観光スポットをご紹介します!
ボチャリ展望台 ”ザキントスタウンを一望する展望台”

ザキントスタウンから少し距離はありますが、ボチャリ展望台(Bochali View Point)は徒歩圏内。
高台に位置するため道のりはかなりの坂道ですが、辿り着いた先から一望できる町の眺めは抜群!
周辺にはおしゃれなカフェが数件あるので、眼下に広がる風景を楽しみつつフラッペ(アイスコーヒー)を飲んだら、気分はもう最高です!
カラマキビーチ ”透明度の高いビーチはウミガメの産卵地”
ザキントス島は、その海の透明度からウミガメの産卵地として有名。
カレッタ・カレッタ(Caretta Caretta)と呼ばれるアカウミガメが、毎年6〜8月頃になるとカラマキビーチ(Kalamaki Beach)に産卵に訪れます。
訪れたのは6月下旬。ビーチにはウミガメの保護団体らしき人々がパトロールをしていたので、運良く見れることを期待しましたが、残念ながら叶わず。

島の南部に位置するカラマキビーチは、ザキントスタウンからさほど遠くなく、ローカルバスも1時間に1本程度運行しています。
<NOTE>
・所要時間:約30分
・運賃:€ 1.8
バス停(ザキントスタウン)
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バス停(ラガナス)経由
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バス停(カラマキ)
町を出発したバスは、ザキントス国際空港を通り過ぎ、ラガナスビーチ(Laganas Beach)を経由します。
ラガナスはバーが所狭しと並ぶ若者向けの賑やかな町で、ヨーロッパの若者には ”パーティータウン” として認識されているそう。
「€100でバーのドリンクが1週間飲み放題!」といったプランもあるとか、ないとか。卒業旅行にこの地を訪れる若者が多いようです。
バスの窓越しに見た日中の町やビーチはそこまで騒がしい雰囲気ではないものの、ゆっくりとした滞在を望むならば、ラガナスを宿泊地に選ぶのは避けた方が吉。

一方のカラマキビーチは、のんびりとしていて落ち着ける雰囲気。
空港が近いので、ビーチに寝そべると空飛ぶ飛行機が時折見えるのもナイスなポイント!
ホワイトケーブ ”硫黄が含まれる!?島唯一の変わり種ビーチ”

島には無数のビーチがありますが、その中でもホワイトケーブ(White Cave)は変わり種。
白く濁った海の水には、なんと!硫黄が含まれているのです。
硫黄の匂いもして、肌にも良いらしいので気分はまるで温泉!ですが、(夏の始めだからということもあるからか)実際はかなりの冷水。
特に水が白く見える岩場部分は洞窟になっており、ここは更に水が冷たい場所。
島の北部に位置し、ザキントスタウンからは距離があるためレンタカーが必要ですが、私はザキントスタウンで予約した「島内を廻るツアー(最大6名)」で訪れました。
ツアースケジュール:
ザキントスタウン 出発
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ボチャリ展望台(Bochali View Point)
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ホワイトケーブ(White Cabe)
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ブルーケーブ(Bule Cave)展望台
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シップレックビーチ(Shipwreck Beach)展望台
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ザキントスタウン 到着
ツアー当日は晴天にも関わらず高波のため、「ブルーケーブ(青の洞窟)」と「シップレックビーチ」は展望台から眺めることになりましたが、本来はボートに乗って洞窟内に入ったり、ビーチにも上陸するツアーです。
ザキントスタウン ”特等席で楽しむ!サンライズ”

ザキントスタウンは、端から端まで徒歩約15分と非常にこじんまりとした海沿いの町。
世界遺産などの有名な見どころがあるわけではないですが、真東を向いたザキントスタウンはサンライズ鑑賞に打ってつけの場所!
町の港は、丸くて大きな太陽が昇る瞬間を拝める ”特等席” です。
夏場のサンライズは6〜7時頃。少し早起きをして、まだ涼しい港沿いを散歩してみると美しいサンライズとともに爽やかな1日が始まります。