まず初めに!今回の旅(日本 → ベトナム)について
【ホイアン】ベトナム人にも人気の観光スポット!カラフルなランタンが夜空を彩る世界遺産の町_#76
【移動】ホイアン → ダナン
ホイアン(Hoi An)
Cozy Savvy Boutique Hotel Hoi An(宿泊先)
↓ タクシー(約50分/350.000 ₫)
ダナン(Da Nang)
HAIAN Riverfront Hotel Da Nang(宿泊先)
NOTE
・Grabより安かったので、ホテルが手配したタクシーで移動
東南アジアで大活躍!配車アプリ「Grab」
Grabとは ”東南アジア版のUber”
ピックアップ場所と目的地を指定して、料金を確認した上で配車を行うアプリです。
乗車料金は、ドライバーに直接現金で支払うことはもちろん、クレジットカードを登録すればアプリ経由で引き落とせるので支払いも楽!
また、乗車後にはアプリで評価を行う仕組みなので、ドライバーも親切丁寧に対応してくれることが多い印象です。
タクシーは海外旅行時の移動手段として主流ですが、ぼったくりなどの被害を不安に感じていた人も多いはず。そんな悩みは、Grabの利用で解決です!
Grab: Taxi & Food Delivery
Grab.com無料posted withアプリーチ
ちなみにアプリ利用時にはネット接続が必要ですが、ホテルはもちろん、今時はレストラン・カフェなどでも大抵は無料WiFiに接続できます。
ベトナムでは、パスワードはおもに「壁に掲示」もしくは「レシートに記載」されていましたが、そのどちらでもない場合はスタッフに聞くと教えてくれるので聞いてみましょう。
WiFi事情に関しては、東南アジア諸国と比べても日本はとてつもなく遅れた国。本当に ”どこでも使える” のが世界ではもはや常識なのです。
ダナンのベストシーズンは?
ベストシーズン:2月〜5月
オンシーズン :1月〜8月
今回の旅(2023年1月)= オンシーズン!
<ざっくりと言えば...>
雨や曇りの日は肌寒いですが、太陽が出れば気温は上がりTシャツ1枚でOK!
1月下旬にもなると雨が降り続く日も少なくなり、屋外を観光するのにも比較的過ごしやすい気候です。
<1月のダナン>
平均最高気温:24℃
平均最低気温:19℃
降水量:約95mm
<1月の東京>
平均最高気温:10℃
平均最低気温:1℃
降水量:約50mm
ダナン
ダナンとホイアンはセットで訪れることが多いですが、それもそのはず。世界遺産の町ホイアンには空港がないので、観光客はまずはダナンの国際空港に降り立つことになるからです。
ベトナム中部の産業中心地かつ第3の都市であるダナンはビルが建ち並ぶ大都市なので、交通量も多く忙しない街ですが、代わりに楽しめるのは煌びやかな夜景!
また、世界でも有数の美しいビーチやパワースポットの寺院、近郊には世界遺産「ミーソン遺跡」もあるので、2・3日滞在しても飽きずに楽しめる街です。
ドラゴン橋
ダナンには街を2つに分割するようにハン川(Hàn river)が流れており、そこにかかるドラゴン橋は2013年に開通した比較的新しいダナンのランドマーク。
川を挟んで、国際空港がある西側とビーチ沿いにリゾートホテルが並ぶ東側を結ぶ橋は全長約650mで、歩いて渡ることも可能。
夜になるとドラゴンがライトアップされ、また週末の夜(金・土・日の21時〜)には ”龍が口から火を吹く” ショーが行われるため多くの観光客が集まります。
ちなみに今回宿泊した「HAIAN Riverfront Hotel」を含め、川沿いのホテルには ”ドラゴン橋が見える” ことを売りにした部屋も多くあります。
ハン川
広い遊歩道があり、ドラゴン橋の写真を撮りつつゆっくりと散策を楽しめるハン川沿い。
日中は比較的静かな川ですが、夜になるとライトアップされたクルーズ船や街のネオンが水面に映り、一気に賑やかな印象になります。その光景を綺麗に望めるドラゴン橋の上は、おすすめの撮影スポット!
また、西側の川沿いに延びる「バクダン通り(bạch đằng)」はレストランやバー、ホテルが並び、夜遅くまで賑わうエリア。
今回宿泊した「HAIAN Riverfront Hotel」もバクダン通りにあり、騒がしさは否めないですが、何かと便利なエリアなので滞在にはおすすめです。
ダナン大聖堂
晴れた日には、青い空にパステルピンクが映える ”フォトジェニック” な大聖堂。
フランス植民地時代の1923年に建設されたゴシック様式のカトリック教会で、今年でちょうど100年が経ちます。
塔の上には風見鶏が設置されていることから、地元の人には ”鶏の教会” と呼ばれているそう。
大聖堂正面(東側)の門はなぜか閉まっている時があるので、その場合はぐるりと回って裏側(西側)の入口から入場できます。ちなみに敷地内は自由に出入り可能ですが、大聖堂内に入れるのはミサの時間のみ。
中庭に飾られているのは、”ルルドのマリア像” を参考に作成されたマリア像。
ルルド(Lourdes)とは、19世紀にとある少女が ”聖母の出現” を語ったことで一躍有名になり、カトリックの巡礼地となったフランスの地名。
この地で特に有名なのは、聖母の言葉によって少女が見つけたという ”ルルドの泉” で、その水に触れたことで治療不可能な難病がある日突然完治したという奇跡が幾度となく報告されているのです。
ルルドの水に治癒力はないと科学的には考えられていますが、それでも奇跡が起こり続けることから、今日も難病を抱える多くの人々が水を求めてこの地を訪れています。
ハン市場
ミーケビーチ
市街地から最も近いビーチで、ドラゴン橋からは約1.5kmなので徒歩圏内。
ミーケビーチは、米国のフォーブス誌で ”世界の美しいビーチ” に選ばれたこともあるダナン屈指のビーチ。
海岸線は南北に約30km続き、ひたすら南に向かえば、ダナンのもうひとつのビーチ「ノンヌォックビーチ(Bãi biển Non Nước)」や、ホイアンの「アンバンビーチ(Bãi biển An Bàng)」に辿り着きます。
1月下旬は雨季の終わりなので、海の透明度はまだ低め。
それでも、天気が良くて気温も高めだったので人がちらほら。この時期は海水浴シーズンではないので、混雑感もなくゆっくりできるのが良いところ。
ダナン・チャム彫刻博物館
マーブルマウンテン(五行山)
リンウン寺
【世界遺産】ミーソン遺跡
厳選!おすすめスポット(レストラン・カフェ・ショップ)
レストラン編
麺類や春巻き、餃子など、日本では小麦が使われることが多い料理でも米粉を使うことが多く、モチモチとした食感を楽しめるベトナム料理。
チリや香草(パクチー)などの強めの味付けもありますが、観光客の多いエリアでは「トッピングなし」で作ってくれることもしばしば。比較的日本人の口に合う味付けなので、ベトナム旅行では食も存分に楽しめるはず!
ダナンに来たらぜひ食べたい!ベトナム料理と、おすすめのレストランを紹介します。
バインミー(bánh mì)
近年では日本でも耳にするようになったバインミーとは、”ベトナムのサンドイッチ”
フランスパン(正確にはもう少ししっとりした柔らかいパン)にレバーパテを塗り、ハーブや肉などを挟んでソースをかけたファストフード。
肉だけでなく、目玉焼きやフィッシュフライを挟んだものなど、店によってバラエティに富んだメニューが展開されています。
ちなみに「なぜフランスパン?」と思うかもしれませんが、ベトナムは元々フランスの植民地。
ダナンでバインミーを楽しめる人気店は、ハン市場の向かいの①「Bánh mì Happy bread AA(バインミー AA)」
ソースがピリ辛で、”切りイカ” のようなトッピングをのせたバインミー。ホイアンも然り、バインミーの人気店といえば大衆食堂のような店が多いですが、ここは比較的新しくておしゃれなカフェのような店構え。
そしてもうひとつのバインミー人気店は、②「Bánh mì Cô Tiên(バインミー コーティエン)」
店の隣に小さなテーブルがあるだけの屋台なので、ゆっくりできる雰囲気ではないですが、味に定評のあるお店。近くにはハン川があるので、テイクアウトして食べるのもありかも。
ミークアン(mì quảng)
ミークアンとは、野菜の上に米粉の麺を乗せて温かいスープをかけ、その上に豚肉、エビ、ネギ、ローストピーナッツ、ふわふわの煎餅などを乗せたベトナム中部で食べられている麺。
ミーは ”小麦”、クアンは地名を意味しますが、実際にミークアンに使用される麺は米粉。きしめんのような平たい麺が特徴です。
そんなミークアンをダナンで食べるならば、③「Mì Quảng 1A(ミークアン 1A)」がおすすめ。
ステンレスのテーブルにプラスチックのイスが並ぶ店構えで、いわゆる ”観光客向けのレストラン” ではないですが、ガイドブックには必ず載る有名店!地元民にも人気なので味は確かです。
ちなみに、ベトナム=「フォー(phở)」のイメージが強いですが、フォーはおもにベトナム北部(ハノイなど)で食べられている麺料理で、中部ではミークアンやカオラウなどが主流。
他にもベトナムには多くの麺料理が存在し、地域ごとに ”ご当地麺” があるのです。
カフェ編
ブラジルに次ぐ世界第2位!のコーヒー豆の生産量を誇り、独自のコーヒー文化が根付くベトナム。
ベトナムコーヒーは深煎りかつ、独自のフィルターで時間をかけて抽出するため、濃くて苦味が強いのが特徴。そのため、コンデンスミルクを混ぜて飲むのがベトナム流です。
「なぜコンデンスミルク?」と思うかもしれませんが、その理由はベトナムにコーヒー栽培がもたらされたフランス植民地時代(19世紀後半)に遡り、当時はミルクが手に入りにくく、代わりにコンデンスミルクを加えたことがきっかけだったとか。
ベトナムコーヒーはとにかく甘い!コーヒー牛乳よりもさらに甘く、もはや ”飲むデザート” 感覚です。
コーヒー文化が根付くことから、街を歩けば右に左にと多くのカフェを見つけることができますが、今回おすすめしたいのはジェラートも楽しめるおしゃれカフェ「Boulevard Gelato & Coffee」
Boulevardとは ”大通り” を意味する言葉ですが、そこまで大通りにはありません。
ただ、「ダナン大聖堂」や「ハン市場」などの観光スポットから近く、街の中心部にあるので、街歩きに疲れたら少し休憩するのにおすすめ!
白を基調としたシックなカフェで、10種類以上揃う本格的なジェラートが売り!甘さ控えめのジェラートなので、甘いベトナムコーヒーにもピッタリです。
ショップ編(チョコレート)
チョコレートの原料であるカカオの産地といえばアフリカや中南米が有名ですが、実はベトナムもカカオの生育には適した気候。
生産量は多くないものの、その味の良さからカカオ農家やチョコレートメーカーが急増しており、ベトナムでは今、高品質で美味しいチョコレートが熱いのです!
ダナンで人気のチョコレートショップといえば、「チャンフー通り(Trần Phú)」沿いにあり、間に2軒挟んで隣に位置するこの2つ。
①「Pheva(フェバ)」
②「D'art Chocolate(ディアート チョコレート)」
どちらも店内のショーケースには ”made in Vietnam” かつ様々なフレーバーのチョコレートが並び、”single-origin”(ひとつの産地(農園・生産者)の豆から作ること)のチョコレートも販売されています。
好きなフレーバーを選び、おしゃれなBOXに詰めて購入することもできるので、お土産にもおすすめ!
とてもよく似たこの2店ですが、強いて言うならば「Pheva」はカラフル、「D'art Chocolate」はシックなイメージ。
せっかくなので両方購入して食べ比べてみましたが、個人的には「D'art Chocolate」のチョコレートが好みでした。
360°ストリートビュー:ダナン
ドラゴン橋
ダナン大聖堂
ミーケビーチ
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