【ホイアン】ベトナム人にも人気の観光スポット!カラフルなランタンが夜空を彩る世界遺産の町_#76

 

2023年、海外旅行再始動!

長く続いたコロナも終息に向かいつつあり、希望の光が差し込む2023年。

パンデミック前に比べるとまだまだですが、出入国時の制限も比較的緩和されて海外旅行も現実的になったので、実に3年ぶりの海外へ!

今回の目的地は、ベトナム中部の町ホイアン。

ホイアンといえば、言わずと知れた ”ランタン” の町。その灯りが溶け込む歴史あるノスタルジックな町を歩けば、まるでタイムスリップしたような気分になります。

赤・黄・緑・青 etc..
真っ暗な夜空を彩るカラフルなランタンはまさにフォトジェニック!どんな瞬間を切り取っても、ドラマチックな風景が映し出されます。

心が躍るカラフルなこの町から、パンデミックで止まった時を進めましょう。

ベトナムについて

首都:ハノイ(Hanoi)

時差:-2時間/サマータイムなし

面積:約33.1万㎢ < 日本(約37万㎢)
人口:約9,640万人 < 日本(約1.2億人)

言語:ベトナム語

通貨:ドン(₫)

為替レートをチェック

お国柄を表す!ベトナムの国旗

「金星紅旗(きんせいこうき)」と呼ばれている。

赤は社会主義国に共通の色で、革命に流した戦士の血を、黄色の星は労働者、農民、知識人、青年の団結を表している。

出典:世界の国旗

ホイアンのベストシーズンは?

Best!:2月〜4月 
Good:1月〜8月 

気候の詳細をチェック

今回の旅(2023年1月)= オンシーズン!

<ざっくりと言えば...>
雨や曇りの日は肌寒いですが、太陽が出れば気温は上がりTシャツ1枚でOK!
1月下旬にもなると雨が降り続く日も少なくなり、屋外を観光するのにも比較的過ごしやすい気候です。

<1月のホイアン>
  平均最高気温:23℃
  平均最低気温:17℃
  降水量:約150mm

<1月の東京>
  平均最高気温:10℃
  平均最低気温:1℃
  降水量:約50mm

【移動】成田 → ダナン

成田(Narita)

  ↓  バンブーエアウェイズ(13時間/乗継含む)

ハノイ(Hanoi) ※乗継地
 ノイバイ国際空港
 空港コード:HAN

  ↓ 

ダナン(Da Nang)
 ダナン国際空港
 空港コード:DAD

  ↓  Grab(約10分/84.000 ₫)

 Fivitel Boutique Da Nang(宿泊先)


NOTE
・日本 ⇆ ダナンは直行便あり(ANA・ベトナム航空で運行中)
・航空券は「Skyscanner」にて予約
・宿泊先は「Booking.com」にて予約
・Grabとは配車アプリ(東南アジア版のUber)

ダナン到着は22時頃。

空港近くのホテルに1泊して、翌日にホイアンへ向かいます。

東南アジアで大活躍!配車アプリ「Grab」

Grabとは ”東南アジア版のUber” で、ピックアップ場所と目的地を指定し、料金を確認した上で配車を行うアプリです。

乗車料金は、ドライバーに直接現金で支払うことはもちろん、クレジットカードを登録すればアプリ経由で引き落とせるので支払いも楽。

また、乗車後にはアプリで評価を行う仕組みなので、ドライバーも親切丁寧に対応してくれることが多い印象。タクシーはぼったくり被害が多いですが、そんな悩みはGrabを利用することで解決です。

Grab: Taxi & Food Delivery

Grab: Taxi & Food Delivery

Grab.com無料posted withアプリーチ

アプリ利用時にはネット接続が必要ですが、ホテルはもちろん、今時はレストランやカフェなどでも大抵は無料WiFiに接続できます。

ベトナムでは、パスワードはおもに壁に掲示されているか、レシートに記載されていましたが、そのどちらでもない場合はスタッフに聞くと教えてくれるので聞いてみましょう。

WiFi事情に関しては、東南アジア諸国と比べても日本はかなり遅れた国。本当にどこでも使えるのが世界ではもはや常識なのです。

【移動】ダナン → ホイアン

ダナン(Da Nang
 Fivitel Boutique Da Nang(宿泊先)

  ↓  タクシー(約50分/400.000 ₫)

ホイアン(Hoi An)
 Cozy Savvy Boutique Hotel Hoi An(宿泊先)


NOTE
・Grabより安かったので、ホテルが手配したタクシーで移動

【世界遺産】ホイアン旧市街

世界遺産情報

正式名称:古都ホイアン
登録年/種別:1999年/文化遺産

空港があるダナンから車で約1時間の距離にあるホイアンは、世界遺産に登録される古い港町。

16〜17世紀から商港として栄え、かつては ”東南アジアの重要な商業の中心地” とされていました。また、中国や日本の多くの貿易商人がこの地に移り住んだことから、その歴史を至るところに感じられる町です。

そんなホイアンを訪れる人々の心を奪うのは、カラフルなランタン!夜になるとそのひとつひとつに明かりが灯り、夜空を彩る光景は幻想的の一言です。

家の軒先にはランタンだけでなく色鮮やかな花が飾られ、彩り豊かで日中の街歩きも楽しいホイアン旧市街。

レストランやカフェ、ランタンを扱った土産物店などが右に左に所狭しと軒を連ねる町並みをゆっくり散歩するだけでも十分ではありますが、旧市街の観光チケットを購入すれば観光客に開放している歴史ある建物を訪ねることができるので、よりディープに街歩きを楽しめます。

チケット売り場(ホイアン観光案内事務所)は旧市街に点在しており、そこで購入できるチケット(120,000 ₫ / 人)は5枚綴りになっており、20を超えるスポットから5ヶ所を選んで入場できる仕組みです。

来遠橋(日本橋)

ホイアンのシンボルである来遠橋(らいえんばし)は、17世紀に日本人の貿易商人によって建設された木造の橋。そのことから、別名 ”日本橋” とも呼ばれます。

日本に関わりがあるというその証拠に、写真に映る白いランタンには ”ファイフォ” とカタカナで書かれており、これはホイアンの当時の名称。

この橋は通り抜けは自由ですが、橋の上にある航海の安全を祈願する小さな寺を参拝するにはチケットが必要です。

町の中心にあるホイアンのシンボルなので、人通りの絶えない人気スポット!夜にはライトアップされてさらに多くの人で混雑するため、ゆっくり写真を撮りたいのであれば午前中の早い時間帯がおすすめ。

馮興家(フーンフンの家)

約200年前に中国から来た貿易商人が建てた木造家屋で、ダークブラウンの木材に深紅のランタンが映える家。室内に足を踏み入れると、そこはまるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう。

実は驚くべきことにこの家には現在も子孫の方が生活しており、博物館などではなくいわば ”お宅訪問” なのです。

混雑する来遠橋の隣にあるのでただでさえ騒がしいエリアですが、それに加えて全世界から知らない人がこぞって訪れるとは。歴史的価値ある家とはいえ、自宅公開する家主に脱帽です。

進記家(タンキーの家)

これもまた約200年前に中国から来た貿易商人が建てた木造家屋。

室内の家具や柱には、螺鈿(らでん)と呼ばれる貝殻を木地や漆面に施した美しい装飾が見られ、ホイアンで最初に文化遺産に登録された家としても知られます。

馮興家(フーンフンの家)と同じくダークブラウンの木材に、黄色に塗られた外壁がパッと目を引く家。

実は、ホイアンでは ”黄色の外壁の家” を至るところで目にします。これはベトナムがかつてフランスの植民地であったことが影響しているそうで、実際に南仏にはビタミンカラーの外壁の家が多く建てられています。

廣肇会館

18世紀に建設された中国華僑(広東人)の集会所。

重要な商港であったホイアンには多くの中国人が移り住んだことから、同郷人が集い、社交し、祈りを捧げたりするための場所として建てられた施設です。

壁には三国志でお馴染みの中国武将「関羽」の絵画が飾られ、天井には渦巻き状の何かが吊るされています。

実はこれ ”渦巻き線香” と呼ばれるもので、中国系の寺院などでよく見られるタイプの線香。ぼーっとしていると灰が落ちてくるので要注意!

また、手前に映るのは金柑の木ですが、町を歩きながら至るところで見かけました。

その理由は、アジアの国々で祝われる旧正月によるもの。ベトナムではテト(Tết)と呼ばれますが、テトになると梅・菊・金柑の木などを飾る風習があり、特に金柑の実は ”太陽や金貨の象徴” として知られ、実が多く付いた木ほど縁起が良いとされています。

福建会館

17世紀に建設された中国華僑(福建人)のための集会所で、ホイアンに存在する集会所の中で最も大規模な施設です。

そして敷地内に見られる菊の木は、これまたテトの風習。菊の花は ”長寿・幸福の象徴” 、黄色は ”富と幸運の色” として知られ、縁起が良いとされています。

廣肇会館と同じく、集会所の中庭には龍のオブジェが見られます。

龍は幸運を呼ぶ生き物とされており、中華民族の象徴でもあるため、中国人は自らを ”龍の子孫” と表現することもあるとか。

ちなみに中国語では、龍=ロンと発音します。ベトナムの首都ハノイ近郊の観光スポット「ハロン湾」は、漢字にすると「下龍湾」となり、 ”龍が降り立つ場所” という意味があります。

また、龍にまつわる伝説をひとつ。

龍には81枚のがあるとされており、顎の下に唯一逆さに生えた1枚は ”逆鱗(げきりん)” と呼ばれます。ここに触れられることを龍は非常に嫌がり、触れた者は即座に殺されるとの言い伝えがあったとか。

今日でも身近な「逆鱗に触れる」とは、この言い伝えが由来となっているのです。

貿易陶磁博物館

別名 ”海のシルクロード博物館” とも呼ばれ、ホイアンがかつて貿易港として栄えた歴史を垣間見れる小さな博物館。

ホイアン近くのチャム島(Cù Lao Chàm)周辺で出土した陶磁器、また日本(江戸時代)との交易に関する解説や展示品も見られ、1635年の鎖国により貿易が途絶えるまで行われた、朱印船貿易(幕府等が許可した正式な貿易船であることを示す ”朱印状” を持つ船による貿易)の様子も伺い知れます。

MEMO

海のシルクロードとは?
→その昔に中国から東シナ海・インド洋・ペルシア湾(または紅海)を経て、中東諸国に通じた海路。おもに陶磁器や絹などが中国 → 中東へ、ガラスや香辛料などが中東 → アジアへ運ばれた。

ランタンが彩るナイトマーケット

トゥボン川に架かるアンホイ橋(Cầu An Hội)を旧市街側から渡った先のアンホイ島のストリートで、毎晩開催されるナイトマーケット。

おもに観光客向けの土産物が並び、その中で目を引くのはホイアンの代名詞であるランタン。

由来は諸説ありますが、貿易によって中国から伝わったものが独自に進化したものとされ、「明るい未来や幸福が訪れるように」と願いを込めて軒先などに吊るす縁起の良いものなので町中に飾られていますが、ライトアップされた彩り豊かなランタンがずらりと並ぶ光景を見れるのはナイトマーケットのみ。

竹製の枠組みを畳むことで割とコンパクトに持ち運べるランタンですが、正直なところ購入する人は少なく、「フォトジェニックな店先でお洒落な写真を撮りたい」のが観光客の本音。

この状況は店主も理解しており、チップ(約20.000 ₫)を払えば自由に写真を撮らせてくれます。

トゥボン川でボートに乗って灯籠流し

ホイアンの中心を流れるトゥボン川(Sông Thu Bồn)は、日中は遊覧船が行き交いつつも比較的静かな川ですが、夕暮れ時が近付くにつれて数人乗りの小さなボートがやってきます。

そして完全に日が暮れると、観光客が流す灯籠の灯りが水面に揺れる幻想的な川へと変貌するのです。

トゥボン川でのボート乗船は、ホイアンを訪れたらぜひ体験したいアクティビティ。

アンホイ橋の近くにはボートの客引きがたくさんおり、近くを通り過ぎようものなら必ず声を掛けられるので乗船は簡単です。(乗船料(1隻)=約150.000 ₫)

旧市街近辺を10分程遊覧し、その途中で灯籠流しを行います。(灯籠(1個)=約15.000 ₫)

灯籠流しは「精霊(先祖の魂)が灯籠に乗って川を下り、海の彼方(あの世)へ帰っていく」という信仰に基づき、日本ではおもにお盆に行われるもの。

灯籠の灯火には ”闇や迷いを照らす” 意味もあるそうで、ホイアンでは願いを込めてから川へ流すのが習わしです。

ホイアンでは毎月、満月の夜に「ランタン祭り」が開催されます。

月に一度行う死者を弔うためのお盆のような行事で、19時頃になると店や家の電気などの人工的な明かりが消え、町を照らすのは満月とランタン、灯籠の明かりのみになります。

”祭り” の文字とロマンチックな雰囲気に惹かれて観光客が集まることから、ランタン祭りの日はいつも以上に人出が増えるそう。通常でもホイアン中心部は人が集中するので、混雑感は否めません。

アンバンビーチ

商港として栄えたホイアンにはもちろん海もありますが、旧市街からは少々距離があるので、宿泊先で無料で貸し出していた自転車をレンタルしてアンバンビーチへ。

かなりゆっくり走っても30分弱。旧市街を抜けると平坦な1本道が続くので迷うことはありませんが、割と交通量の多い道を通るので少し注意が必要。

バイクの数が異常に多いベトナムですが、そこそこのスピードを出すにも関わらず、信号無視は日常茶飯事で交通マナーが全体的に低め。滞在中にはバイク事故も見かけました。

そのため、車もバイクも注意喚起のためにクラクションを必要以上に鳴らして通り過ぎていくので、最初はびっくりするかもしれません。

道を横断する際は、青信号を信じすぎずに左右を確認してから渡りましょう。それからベトナムは、右側通行であることも忘れずに。

交通量の多いエリアを抜けると、飛び込んでくるのは長閑な田園風景。過去にタイムスリップしたような風景に心を奪われてしまい、自転車を降りて写真をパチリ。

この周辺には、400年以上の歴史があるTra Que(トラケ)と呼ばれる村があり、村人たちは今もなお有機農業を行い、ホイアンにハーブや野菜を提供しているそう。

また、村では農作業体験やベトナム料理の作り方を学べる料理教室が観光客向けに開催されています。

全長30km以上にもおよぶ海岸線はダナンまで繋がっており、ひたすら北上すればノンヌォックビーチ(Bãi biển Non Nước)ミーケービーチ(Bãi biển Mỹ Khê)など、ダナン近郊の有名なビーチに辿り着きます。

ちなみに写真をよく見ると、うっすらとダナンの高層ビル群を確認できます。

1月下旬は雨季の終わりなので、海の透明度はまだ低め。海水浴シーズン前なので混雑感もなく、ビーチ沿いにオープンしているレストランやバーで海風に吹かれながらゆっくりできるのが良いところ。

また、旧市街の貿易陶磁博物館に展示されている陶磁器が出土したチャム島(Cù Lao Chàm)も天気が良ければ海の向こうに見えます。

ベトナム料理を知る

麺類や春巻き、餃子など、日本では小麦が使われることが多い料理に米粉を使うことが多く、モチモチとした食感を楽しめるベトナム料理。

チリや香草(パクチー)などの強い味付けもありますが、観光客の多いエリアでは ”トッピングなし” で作ってくれることもしばしば。比較的日本人の口に合う味付けなので、ベトナム旅行では食も存分に楽しめるはず!

バインミー(bánh mì)

近年では日本でも耳にするようになったバインミーとは、少ししっとりした柔らかめのフランスパンにレバーパテを塗り、ハーブや肉などを挟んでソースをかけたベトナムのサンドイッチ。

肉だけでなく、目玉焼きやフィッシュフライを挟んだものなど、店によってバラエティに富んだメニューが展開されています。

ちなみに「なぜフランスパン?」と思うかもしれませんが、ベトナムは元々フランスの植民地。

ダナンで食べたバインミー

ベトナム人曰く「ホイアンのバインミーはベトナムでNo.1!」らしく、ホイアンにある人気店といえばMadam Khanh(マダム・カーン)Bánh Mì Phượng(バインミー・フーン)の2つ。

「Bánh Mì Phượng」も人気店なのでもちろん美味しいですが、「Madam Khanh」のバインミーがとにかく絶品!

実は、店名には ”The Banh Mi Queen(バインミーの女王)” とサブタイトルが付いているのですがそれも納得。言葉で表現するのは難しいですが、パテがなんとも奥深い味なので、ホイアンに来たらまずはここを訪れてみることをおすすめします。

カオラウ(cao lầu)

カオラウとは、米粉の麺に豚肉、レタス、ハーブ、煎餅(カリカリの揚げのようなもの)などを乗せ、底にたまった甘い醤油ダレを絡めて食べるホイアンの郷土料理。

実は、カオラウのルーツは「伊勢うどん」とされており、その昔に商港として栄えたホイアンには多くの日本人が移り住み、その時代に伊勢商人が持ち込んだことがきっかけだったとか。

ベトナムの麺料理=「フォー(phở)」のイメージが強いですが、フォーはおもにベトナム北部(ハノイなど)で食べられるもので、中部ではカオラウやミークアン(Mi Quang)などの麺料理が主流。他にもベトナムには麺料理が数多くあり、地域による ”ご当地麺” が存在するのです。

ホイアン旧市街にあるMiss Ly(ミス・リー)で注文したカオラウ。

ちなみに、写真の奥に映る ”トラの絵が描かれた” ビールは、「Tiger(タイガー)」と呼ばれる東南アジアで人気のシンガポール発祥のビール。

また、ベトナム中部で絶大な人気を誇るローカルビール「LARUE(ラルー)」にも紛らわしいことに同じくトラの絵が描かれています。

見比べてみると違うデザインであることがわかりますが、2つ存在することをよく認識していないと似たように見えるラベル。いつの間にか違う方のビールを飲んでいるかもしれません。

ホワイトローズ(bánh bao bánh vạc)

ホワイトローズとは、米粉を練って薄く伸ばした皮に海老のすり身を包んだ蒸し餃子で、ヌクマム(Nước mắm)と呼ばれる魚醤につけて食べるホイアンの郷土料理。

もちもちの米粉の皮から中の海老が透けて見え、お皿に並べられた様子が白いバラのように見えることからこの名前が付いたそう。

ホワイトローズ(左)、揚げワンタン(右)

ホイアン旧市街の外れにあるHoa hồng trắng(ホワイトローズ)で注文したホワイトローズ。

大胆にも商品名をそのまま店名にしていますが、それもそのはず。この店では厨房でホワイトローズを量産し、ホイアンの飲食店に卸しているのです。

そんな事情もあってか、メニューはホワイトローズと揚げワンタンのみ。

ちなみに、野菜と果物の甘酢あんがかかった揚げワンタンは ”ホイアンピザ” とも呼ぶそうで、(普通に美味しいですが)想像通りの味がします。

朝早くに開店して夜は早めに閉店してしまうので、小腹を満たしがてら夕食前に訪れるのが個人的にはおすすめ。

番外編:チョコレート

チョコレートの原料であるカカオの産地といえばアフリカや中南米が有名ですが、実はベトナムの気候もカカオの生育に適しています。

生産量は多くないものの、その味の良さからカカオ農家やチョコレートメーカーが急増しており、ベトナムでは今、高品質で美味しいチョコレートが熱いのです!

ホイアン旧市街の人気店ALLUVIA(アルヴィア)は、ベトナム南部のメコンデルタで作られる ”Made in Vietnam” かつ ”Bean to Bar” のチョコレートを購入できるお店。

Bean to Barとは「カカオ豆からチョコレートになるまでの製造工程を一貫して行う」ことを意味し、さらに「カカオ豆の生産から手がける」場合は “Pod to Bar” と呼ばれます。

ALLUVIAでは、 ”single-origin”(ひとつの産地(農園・生産者)の豆から作ること)のチョコレートバー、様々なフレーバーの小さなチョコレートを詰め合わせたギフトボックス、またコーヒーなども販売しています。

美味しいのはもちろんですが、何と言っても高級感に溢れるパッケージがお洒落。ベトナムらしい絵がモダンに描かれたパッケージもあり、お土産にもおすすめです。

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-ベトナム_中部

   2023/04/28  

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